こんにちは。ReplayGamesのレイ(@ReplayGames_lay)です。
今回は、国内ゲームメーカーであるオインクゲームズが販売している作品で、全世界で20万部以上売り上げている大人気ボードゲーム『海底探検』を紹介します。
色合いがよく、見た目も綺麗ですごろく式のわかりやすいルールながら、しっかりと駆け引きが楽しめるので、子供から大人まで遊べるボードゲームです。
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海底探検ってどんなボードゲーム?
商品名 | 海底探検 |
プレイ人数 | 2〜6人用 |
プレイ時間 | 30分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | 戦略系 |
ゲームデザイン | 佐々木隼、佐々木吾郎 |
発売時期 | 2014年 |
販売元 | オインクゲームズ |
『海底探検』は、貧乏な探検家になり、海底に眠るたくさんの財宝を持ち帰るゲームです。
一緒に潜る探検家はライバルですが、予算の都合上1つの潜水艦で潜るため空気タンクが共有になっています。
深く潜れば潜るほど価値のある財宝をゲットできるが、空気が無くなる前に潜水艦に帰らなければ、すべての財宝を落としてしまいます。
どこまで進むのか、どれだけ財宝を持ち帰るか、わざと空気を沢山消費して、ライバルの邪魔をするのか。臨機応変に戦略を変え、誰よりもたくさんの財宝を持ち帰ろう!
海底探検の内容物
- 特殊ダイス 2個
- 探検家コマ 6個
- 遺跡チップ 4種各8枚(合計32枚)
- ブランクチップ 16枚
- 潜水艦ボード 1枚
- 空気マーカー 1個
- 遊び方説明書(JP/EN/DE/FR/ZH/KO)
海底探検の準備
潜水艦ボードを全員からよく見える位置に置き、空気マーカーを潜水艦ボードの「25」に配置します。これが潜水艦に残っている空気の量を表します。
すべての遺跡チップを裏返し、レベルごとに分けてよく混ぜ、潜水艦ボードからつながるように、遺跡チップをレベルが低い順に並べていきます。1列であればどんな並べ方でも問題ありません。
プレイヤーは好きな色の探検家コマを取り、潜水艦ボードの上に置きます。
一番最近海に潜った人が最初に手番を行うプレイヤーになります。もしいない場合はじゃんけんなどで最初のプレイヤーを決めます。
海底探検の遊び方
ここからは『海底探検』の詳しい遊び方とルールを紹介します。
ゲームの目的
全部で3ラウンドを行い、3ラウンドの合計で一番多く得点を獲得したプレイヤーの勝利になります。
得点を獲得するには、遺跡チップを潜水艦まで持ち帰らなければなりません。潜水艦に帰れるのは1ラウンドに1回だけになります。
より多くの遺跡チップを潜水艦に持ち帰りましょう。
手番の進め方
手番のプレイヤーは、下記の順番を行います。手番が終わると時計回りに手番が移っていき、全員が潜水艦に帰るか、誰かの手番開始時に空気がなくなっていたらラウンド終了になります。
①空気を減らす
自分が持っている遺跡チップの枚数分だけ、潜水艦ボード上から空気を減らします。
潜水艦に戻ってきたプレイヤーは、空気を減らさなくなります。
空気が0以下になってもその時手番だったプレイヤーは手番を最後までプレイすることができます。
②引き返すかどうかを宣言する
「引き返す」「引き返さない」のどちらかを宣言します。
進む方向を変えられるのは1ラウンドで1回だけになります。
引き返す場合は探検家コマを潜水艦の方向に向け、以降手番で宣言する必要はありません。
もし、何も宣言しないでサイコロを振った場合は、前の手番のときと同じ方向に進みます。
③サイコロを振り、駒を進める
サイコロを2つ同時に振り、出た目の合計分だけ、自分の探検家コマを遺跡チップ上に進ませます。
もし移動途中に他のプレイヤーの探検家コマが置いてある場合は、飛び越して進むことができます。
遺跡チップを保有している場合、その枚数分を出た目の合計から引かなければなりません。
④探索
サイコロを振り止まった場所で、下記の3つのいずれかを選択します。
【なにもしない】
なにもしません。
【遺跡チップを拾う】
拾う場合は、その場所の遺跡チップを裏返しのまま手元に移動します。
遺跡チップがなくなった場所に代わりにブランクチップを置きます。
拾った遺跡チップは、潜水艦に持ち帰るまでは表を見ることができません。
また遺跡チップは何枚でも持つことができますが、6枚以上持ってしまうとサイコロを振っても1歩も進めなくなるので注意しましょう。
【遺跡チップを置く】
そのラウンドで採った遺跡チップを持っており、かつ、止まった場所がブランクチップだった場合、持っている任意の遺跡チップを足元のブランクチップと交換することができます。
ブランクチップはストックに戻しましょう。
ラウンドの終了
全員が潜水艦に戻るか、空気がなくなってしまったらラウンドを終了します。
潜水艦まで帰ったプレイヤー
持ち帰った遺跡チップを表にして確認します。書いてある数が得点になります。
獲得した遺跡チップは場に戻ることはありません。
潜水艦まで帰れなかったプレイヤー
そのラウンドで拾った財宝をすべて海底に落としていまします。
潜水艦から離れているプレイヤーから順番に、持っていた遺跡チップを最後尾の後ろに重ねて置きます。
チップが3枚重なったら、4枚目は次の場所に置いていきます。重ねる順番は自由に決めることができ、必ず3枚ずつ重なっていくようにします。
以降のラウンドでは、この遺跡チップは3枚で1枚分として扱います。得点を得るときは3枚分の得点になります。
遺跡チップの整理
すべてのプレイヤーが上記の行動を行ったら、
場に出されているブランクチップをすべて取り除き、できた隙間を詰めていきます。
その後、1番潜水艦から遠かったプレイヤーが最初のプレイヤーとなり、次のラウンドを始めます。
全員潜水艦に帰れた場合は、最後に帰り着いたプレイヤーが最初の手番になります。
ゲームの終了と勝敗条件
3ラウンド目が終了したら、ゲームの終了になります。
プレイヤーは全ラウンドで獲得した得点を合計し、最も得点が高いプレイヤーが勝利です。
もしも同点だった場合は、高いレベルの遺跡チップを多く持っているプレイヤーが勝利となります。
海底探検のレビュー
今回は、『海底探検』をご紹介しました。このボードゲームはライバルとの駆け引きがあり、とても盛り上がるゲームになっています。
序盤は問題なく進めるが、みんなが遺跡チップを取り出すあたりから、潜水艦の空気がどんどん減っていくので「無事に潜水艦に戻れるのか」とドキドキしながら戻るか、更に奥に進むかの究極の2択を迫られます。
欲張って奥に進みすぎると戻れなかったり、びびってすぐ潜水艦に引き返すと結構余裕があったりと引き返しのポイントを見極めるのがとても難しいです。
また空気をわざと沢山消費してライバルを邪魔をするといった戦法などもあります。
ライバルの状況と自分の位置と空気の量を確認し、臨機応変に作戦を変えながらプレイするのが非常に楽しいです。
最終ラウンドになると海底まで行きやすくもなり、遺跡チップの塊がまとまって落ちていたりするので1発逆転なども起こったりもします。
コンポーネントも可愛く、箱も小さく持ち運びもしやすいので、どこでも楽しめるボードゲームになっています。
ぜひ皆さんも『海底探検』を遊んでみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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