こんにちは。replay gamesのリプ(ReplayGames_rep)です!
今回は、「ホビージャパン」から発売されている、お題のワードから連想できるイラストを選んで、他のプレイヤーとの感性を確かめ合うボードゲーム「ステラ:ディグシットユニバース」を紹介したいと思います!
このゲームは、「DiXit」と名が付いていますが、このゲーム単体で遊ぶ事ができ、他の「DiXit」のカードを使って遊ぶ事もできます。
ゲーム内容は今までの「DiXit」とは違い、連想ゲームとチキンレースを合わせたようなゲームになっており、イラストやゲームの雰囲気は「DiXit」の流れを残しつつ、全く新しいゲームとして楽しむ事ができます。
それではさっそくレビューに移りたいと思います!
商品名 | ステラ:ディクシットユニバース |
対象年齢 | 8才〜 |
プレイ人数 | 3〜6人 |
プレイ時間 | 30分前後 |
販売元 | ホビージャパン |
作者 | ジェラール・カチュー |
アートワーク | ジェローム・ペリシエ |
国内販売 | 2021年 |
「ステラ:ディグシットユニバース」ってどんなゲーム
星追い人たちの競争は熾烈さを増している!
「ステラ:ディグシットユニバース」より
星追い人たちは空を駆けて、自分たちの世界に光を取り戻そうとしている。
星の光を集め他のプレイヤーと共に輝き星を作ろう!
ただし、後れは取らないように気を付けて。
欲張りすぎると、暗闇の中で一人ぼっちになってしまいます。
「ステラ:ディグシットユニバース」では、プレイヤーは星追い人となって他のプレイヤーと共に、星の光を集めて行きます!
プレイヤーはラウンド毎にお題の言葉に関連していると思うイラストを、盤面に並べられたカードから好きなだけ選んでいきます。
選んだイラストが他のプレイヤーと同じなら、選んでいた人数に応じて得点を得る事ができますが、イラストを多く選んだプレイヤーのランタンは消灯してしまい、得点が減ってしまう危険があります!
多くのイラストを選べば高得点の可能性もありますが、それと同時に得点が減ってしまう可能性があるので、周りの得点を確認しつつ星の光を集めていきましょう!
「ステラ:ディグシットユニバース」の内容物
ワードカード
ゲームをする際に、お題となるカードです!
今までと違って自分でお題をつける必要がなくなったので、初めてでも遊びやすいです!
DiXitカード
今作も新たに84枚のカードが登場しています!
イラストの雰囲気も独特で、今までの「DiXit」と組み合わせて遊ぶこともできます。
個人ボード/得点ボード
フェルトペンで書き込んで布で消せるので、繰り返し遊べます!
「ステラ:ディグシットユニバース」の遊び方
準備
2枚あるゲームボードをつなげておきます。
DiXitカードをシャッフルして、ゲームボードの隣に3列、各5枚にカードを表向きで並べていきます。
残りのカードは裏向きのままにして、山札として使います。
ワードカードを裏向きのまま4枚引いて、1つの山札を作り、ゲームボードの隣に置いておきます。
ラウンドトークンをゲームボードの隣に、数字の面が上に来るように並べます。
プレイヤーは1色好きな色を選び、それと同じ色のフェルトペンと個人ボードと、ランタントークンを受け取ります。
ランタントークンは消灯の面を上にして、すべてのプレイヤーのランタントークンを重ねて、ゲームボードの下に置きます。
プレイヤーの中から得点計算をする人を1人選び、その人に得点ボード渡します。
適当な方法でスタートプレイヤーを決め、そのプレイヤーに導き手コマを渡します。
これでゲームの準備は完了です!
ゲームの流れ
このゲームは全4ラウンドを行い、最終的な得点を競っていきます。
ラウンドの流れは以下の通りです!
スタートプレイヤーである導き手コマを持っているプレイヤーは、ワードカードの山札の中からカードを1枚目くって、そのカードの上側のワードを読み上げます。
このワードカードが、今回のラウンドのヒントワードになります!
読み上げたワードカードは、ゲームボードの所定の位置の下に、今回のお題であるヒントワードだけが見えるようにおきましょう!
各プレイヤーは、自分の個人ボードと場に出ている「DiXitカード」の位置が合っているかを確認しましょう!
プレイヤーはそれぞれ、場に出ている「DiXitカード」が今回のヒントカードに関連していると思うイラストを探していきます。
この時、関連していると思うものは「色」や「雰囲気」に「登場人物」など、どんな些細なことでも構わないので、想像力を働かせていきましょう!
プレイヤーは他のプレイヤーに見られないよう、自分の個人ボードの関連していると思った、「DiXitカード」がある場所と同じスペースにバツ印を付けていきます。
この時、自分の個人ボードに印をつける事ができる数は最低1個から、最高10 個までです!
個人ボードにバツ印をつけ終わったら、フェルトペンを左隣のプレイヤーに渡しましょう。
すべてのプレイヤーが、フェルトペンを左隣のプレイヤーに渡し終えたら、次のステップに進みます。
各プレイヤーは、自分が個人ボードにいくつバツ印をつけたかを発表していきます!
この時も、自分の個人ボードは他のプレイヤーに見られないようにしましょう。
発表したら、自分のランタントークンを、ゲームボードに今回発表した数と同じ数字の場所に置きます。
すべてのプレイヤーがランタントークンを配置し終えたら、ランタントークンの置かれている場所に応じて以下の処理を行いましょう!
- バツ印をつけた数が1番多いプレイヤーが1人だった場合。
バツ印をつけた数が1番多いプレイヤーが1人だけだった場合、そのプレイヤーのランタントークンを裏返して、消灯状態にします。 - バツ印をつけた数が1番多いプレイヤーが複数いた場合。
バツ印をつけた数が1番多いプレイヤーが複数人いた場合は、そのプレイヤーのランタントークンは消灯状態にならず、点灯したままの状態になります。
この時に、ランタントークンが消灯状態になっているプレイヤーは、のちの得点計算のステップで得点に影響していきます。
導き手コマを持つプレイヤーがこのラウンドの導き手になって、カードを発表していきます。
この公開フェイズは、先ほどの連想フェイズで選択したカードを発表できるプレイヤーがいなくなるまで続きます。
カードを発表する時は、自分の個人ボードにバツ印をつけた場所に対応する位置にある「DiXitカード」を指差し等で、他のプレイヤーに示します。
他のプレイヤーは自分の個人ボードと見比べていき、そのカードを選んだ人数によって以下のように判定していきます。
- 輝き星:カードを複数のプレイヤーが選択していた場合。
導き手の発表したカードを、複数のプレイヤーが選択していた場合、選択していたすべてのプレイヤーは、そのカードの場所に対応するスペースの星印2つを塗り潰します。 - 煌めき星:カードを1人のプレイヤーが選択していた場合。
導き手の発表したカードを、1人のプレイヤーが選択していた場合、選択していた2人のプレイヤーは、そのカードの場所に対応するスペースの星印2つを塗り潰します。
さらにボーナスとして、3つ目の星印を塗り潰します。 - 流れ星:誰もカードを選択していない場合。
導き手の発表したカードを、誰も選択していなかった場合、導き手のプレイヤーは流れ星になります。
流れ星になったプレイヤーはこのフェイズ中、他プレイヤーの判定には参加しますが、星印を塗り潰すことができず、導き手になることもありません。
以上の判定を終えたら、左隣のプレイヤーが新たな導き手となって、カードを発表していきます。
左隣のプレイヤーが流れ星になっているか発表できるカードがない場合、そのプレイヤーの次のプレイヤーが導き手となります。
すべてのプレイヤーが流れ星になるか、流れ星になっていないプレイヤーの発表できるカードがなくなったら公開フェイズを終了します。
プレイヤーは個人ボードの星の数分の得点を獲得できます。
この時、ランタントークンが消灯中のプレイヤーは流れ星になっているかどうかで得点が変わります。
- 流れ星になっていない
流れ星になっていない場合は、他のプレイヤーと同様に計算していきます。 - 流れ星になっている
流れ星になっている場合は、輝き星/煌めき星で獲得した2つの星のうち1つを失ってしまいます。
この時、煌めき星で獲得したボーナスの星は失いません。
得点ボードを持っているプレイヤーは、得点ボードに各プレイヤーの得点を記入しましょう!
得点計算が終了したら、このラウンドで使ったワードカードを箱にしまいます。
そして導き手コマを持っているプレイヤーは、左隣のプレイヤーに導き手コマを渡します。
現在のラウンド数のラウンドトークンを裏返して、そのラウンドトークンに書かれている列の「DiXitカード」5枚を箱に戻して、新しく山札からカードを5枚引いて並べます。
ランタントークンをスタート地点に戻して、個人ボードを拭き取ります。
4ラウンドが終了したらゲームは終了し、得点が1番高いプレイヤーの勝利になります。
「ステラ:ディグシットユニバース」のレビュー
今回は「ステラ:ディグシットユニバース」をレビューさせていただきました!
「DiXit」シリーズではあるもののユニバースとつくだけあって、ゲームの雰囲気はそのままに、全く別のゲームになっています!
イラストに言葉を乗せる語り部の役がなくなり、場に出ているカードにお題のワードが関連すると思うイラストを選ぶだけなので、イラストにワードをつけるのが苦手な方や、3〜4人などの少人数で遊ぶ場合には、「DiXit」よりも遊びやすいと思います。
ルールも簡単でゲームもラウンド性なので、サクッと遊ぶ事ができ、「DiXit」とのカードの互換性があるので、「DiXit」を持っている方や、「DiXit」遊んでみてたいけど、人数が集まらない!という方にもおすすめです!
是非とも1度遊んでみて、星追い人になって世界に光を取り戻しましょう!
以上、お読みいただきありがとうございました!