こんにちは。replay gamesのリプ(ReplayGames_rep)です!
今回は、「ホビージャパン」から発売されている、1枚の絵から幾千のストーリーを読み取る語り部となるボードゲーム「DiXit オデッセイ」を紹介したいと思います!
このゲームは「DiXit」の拡張版に当たるゲームなのですが、「DiXit オデッセイ」では基本的な遊び方はそのままにプレイ人数が8人までだったのが、12人まで同時に遊ぶ事ができるようになっています!
1度に遊ぶ事ができる人数が増えているので、ゲームボードや投票ボードなど「DiXit」との違いもあるので、そこも含めて紹介していきたいと思います!
それではさっそくレビューに移りたいと思います!
商品名 | DiXit オデッセイ |
対象年齢 | 8才〜 |
プレイ人数 | 3〜12人 |
プレイ時間 | 30分程度 |
販売元 | ホビージャパン |
作者 | ジャン=ルイ・ルビラ |
アートワーク | マリー・カルドゥワ ピエロー |
国内販売年 | 2011年 |
「DiXit オデッセイ」ってどんなゲーム
「DiXit オデッセイ」では、プレイヤーは語り部となって、自分の手札のカードのイラストにふさわしいストーリーや、タイトルなどをつけてあげます!
他のプレイヤーは、語り部がつけた言葉に1番ふさわしいと思うものを自分の手札から1枚選んで、語り部のプレイヤーに渡して、語り部は誰がどのカードを選んだか分からないように混ぜ合わせます。
その後、他のプレイヤーは公開されたカードの中から語り部が選んだカードと思うものを選ぶのですが、語り部は全員に自分のカードが選ばれてしまうか、誰からも選ばれないと得点を得る事ができません!
バレるかバレないかのギリギリのラインを見極めて、得点を稼いでいきましょう!
「DiXit オデッセイ」の内容物
イラストカード
今作もイラストは一新されていて、新たに84枚のカードが仲間入りしています!
投票ボード
投票トークン
今作ではプレイ人数が増えているので、投票ボードに投票トークンを差し込む形になっています!
得点ボード
ウサギコマ
前作に引き続き登場のウサギコマです!
得点ボードは折りたたんであり、遊ぶときは開いて使います。
「DiXit オデッセイ」の遊び方
準備
スコアボードを2枚を組み合わせて1枚にして、テーブルの真ん中におきます。
各プレイヤーは投票ボードと、その投票ボードと同じ色のウサギコマを受け取ります。
ウサギコマはスコアボードの「0」の場所に置いておきましょう!
イラストカードを混ぜ合わせて山札を作り、各プレイヤーに6枚ずつ(3人プレイの時は7枚ずつ)配ります。
配られたこのカードは自分の手札になるので、他のプレイヤーにみられないようにしましょう!
各プレイヤーは遊ぶ人数に応じて投票トークンを受け取ります。
受け取る投票トークンは以下の通りです。
3〜6人プレイの場合
各プレイヤーは色に関係なく、投票トークンを1つ受け取ります。
7〜12人プレイの場合
各プレイヤーは色に関係なく、投票トークンを2つ受け取ります。
各プレイヤーは手札のカードを見て、一番最初にイラストに関する題名を考えついたプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
スタートプレイヤーは自分の手番に語り部となって、ゲームを進めていきます!
これでゲームの準備は完了です!
ゲームの流れ
ターンプレイヤーは語り部となり、手札のカード1枚を選んで、そのイラストに関連する題名を考えます。
関連する題名は単語やストーリー、擬音にことわざなどなんでもOKです!
イラストにつける一文が思いついたら、他のプレイヤーに題名を発表します。
他のプレイヤーは、語り部のつけた題名に最も近いと思うイラストを1枚選んで、裏側のまま語り部のプレイヤーに渡します。
語り部は自分のカードと、他のプレイヤーから受け取ったカードをよく混ぜ合わせて、誰がどのカードを出したか分からないようにします。
語り部は混ぜ合わせたカードを、誰がどのカードを出したが分からないようにして、得点ボードの1〜12の数字の前に表向きでランダムに配置していきます!
語り部以外のプレイヤーは、語り部が選んだカードを予測して、自分の投票ボードに投票していきます。
投票の仕方は、自分のが投票したいカードが置かれている数字を確認して、自分の投票ボードにある同じ数字の穴に、投票トークンを差し込みます!
7人以上で遊ぶときは、投票トークンを2つ使うので、どこか2つに投票しましょう!
この時、自分の出したカードには、投票する事ができません!
語り部以外のすべてのプレイヤーが投票を終えたら、得点計算に移ります!
得点の計算方法は以下の通りです!
3〜6人プレイの場合
- 語り部以外のプレイヤー全員が、語り部のカードに投票する、もしくは語り部のカードに誰も投票しなかった場合は、語り部は0点、他のプレイヤーは2点獲得します。
- 語り部のカードに投票したプレイヤーがいた場合、語り部と語り部のカードに投票したプレイヤーは3点ずつ獲得します。
- 語り部以外のプレイヤーは、自分が出したカードに投票されていれば、投票されている数1つにつき1点を獲得できます。
7〜12人プレイの場合
- 語り部以外のプレイヤー全員が、語り部のカードに投票する、もしくは語り部のカードに誰も投票しなかった場合は、語り部は0点、他のプレイヤーは2点獲得します。
- 語り部のカードに投票したプレイヤーがいた場合、語り部と語り部のカードに投票したプレイヤーは3点ずつ獲得します。
- 語り部以外のプレイヤーは、自分が出したカードに投票されていれば、投票されている数1つにつき1点(最大3点まで)を獲得できます。
- 語り部のカードに投票したプレイヤーが1人だけの場合、そのプレイヤーは追加で1点獲得できます。
プレイヤーは得点ボードの自分の色のウサギコマを、今回の投票で獲得した得点分進めていきます。
投票ボードに出ているカードをすべて捨て札置き場に置きます。
その後各プレイヤーは手札が6枚になるように、山札からカードを引きます。
もしもこの時、山札のカードが足りなくなってしまったら、捨て札置き場にあるカードを混ぜ直して、新たな山札を作ります。
手札を補充し終わったら、語り部の左隣のプレイヤーが、新たな語り部となります。
いずれかのプレイヤーが30点に到達したら、ゲームは終了します。
ゲーム終了時点で最も得点の高いプレイヤーの勝利です!
3人プレイ時
3人で遊ぶときは、以下のルールが変更されています。
- プレイヤーに配られる手札が6枚から7枚になります。
- 語り部以外のプレイヤーが、カードを語り部に渡す枚数が2枚になります。
語り部に渡す枚数が増えているので、得点ボードにはカードが5枚並ぶようになります!
「DiXit オデッセイ」のレビュー
今回は「DiXit オデッセイ」をレビューさせていただきました!
「DiXit」の雰囲気や面白さはそのままに、プレイ人数が増えてパワーアップしています。
前作では最大8人プレイまでだったので、大人数で集まる時に遊ぶと余ってしまう人がでてしまう、、という人もきっと安心です!
投票のできる数や得点などもプレイ人数に応じて変わってくるので、大人数でもサクサク遊ぶ事ができます!
投票ボードも前作と違い、投票トークンを差し込むようになっているので、誰が何番に投票しているかもわかりやすくなっています。
「DiXit オデッセイ」の箱は、拡張版を2つまでしまう事ができるようになっているので、他の「DiXit」シリーズを持ち運びやすいです!
「DiXit」は拡張ごとにイラストの雰囲気も違うので、あなたの好きな「DiXit」でオデッセイを遊んでみてください!
以上、お読みいただきありがとうございました!