こんにちは。ReplayGamesのレイ(@ReplayGames_lay)です。
今回は、2002年の発売以来、全世界の様々な国で親しまれていて、累計発行数100万部を突破し、日本を代表する世界的カードゲーム『アルゴ ベーシック』を紹介します。
このボードゲームは、伏せられた相手のカードの数字を当てるゲームで、少しずつ分かっていく情報を元に数字を推理していきます。ルールも簡単で誰でもすぐにプレーすることができるので、子供から大人まで一緒に遊ぶことができます。
遊びながら算数に強くなれるため、親子で遊ぶのにもってこいです。大人同士でも結構盛り上がるのでおすすめです。
アルゴってどんなボードゲーム?
商品名 | アルゴ ベーシック |
プレイ人数 | 1〜4人 |
プレイ時間 | 15分程度 |
対象年齢 | 子どもから大人まで |
ジャンル | 推理系 |
ゲームデザイン | 算数オリンピック委員会 若杉栄二 |
発売時期 | 2002年 |
販売元 | 学研プラス |
『アルゴ ベーシック』は、算数オリンピック委員会理事長の若杉栄二氏を中心に、東京大学数学科の学生有志と第一回数学オリンピック優勝者で、大道芸人としても著名な数学者ピーター・フランクル氏らが共同で発明・開発したカードゲームです。
数字の書かれているカードを数字がわからないようにふせておき、相手のふせてあるカードを推理して当てるゲームです。自分のカードの数字と、徐々に分かっていく数字をヒントに相手のカードをすべて当てたら勝ちという簡単なルールです。
遊びながら集中力・記憶力・分析力が身につき、論理的思考力を高める効果があるみたいなので、数学オリンピックを目指している子供や、全国の有名塾などでも教材として使われているそうです。
私みたいな大人には脳トレとかに丁度いいかも!笑
アルゴの内容物
- アルゴカード
- 黒カード 12枚(0〜11まで各1枚)
- 白カード 12枚(0〜11まで各1枚)
- ポイントチップ
- 赤40点 4枚
- 青30点 8枚
- 黄20点 12枚
- 緑10点 16枚
- ケース
- ルールブック
- 問題集
アルゴの基本ルール(カードの並べ方)
『アルゴ』には基本ルールとして、数字カードの並べ方があります。このルール通りに並べないとゲームにならないので注意してね!
基本ルールその1
配られたカードは、自分から見て左から右へ、数字の小さい方から順番に一列に並べます。
基本ルールその2
同じ数字の場合は、「黒の方が小さい」とします。
上の画像で言うと「3」が同じ数字で黒の方が小さいので黒の3を左に置きます。
基本ルールその3
ゲーム中、山札から引いてきたカードを自分のカードの列に入れる際も、上記のルールその1とその2を守って入れます。
上の画像の場合、「6」を引いたので「3」より大きく「9」より小さいので間に入れます。
カードは、ふせて並べたり、数字を見えるようにして並べたりしますが、全部上記のルール通りにやります。
アルゴの準備
『アルゴ』は、2人・3人・4人プレーまたはペアプレーとありますが、基本のやり方は同じのため2人プレーで説明します。
①親を決めます
黒と白のカードを混ぜてシャッフルし、1枚ずつカードを引きます。小さい数字の人が1ラウンド目の親になります。
上記の画像の場合、同じ数字を引いた時は、基本ルールその2の通りに黒の方が小さいので、「黒3」を引いた人が1ラウンド目の親になります。
②親がカードを配ります
カードを戻して、もう一度シャッフルし、親が1人4枚ずつカードを配り、残りの16枚を山札にして中央に置きます。
③自分のカードを並べます
相手にわからないよう、自分の4枚のカードを基本ルール通りにふせて並べます。
アルゴの遊び方
ゲームは「アタック」の繰り返しで進みます。
「アタック」とは、相手の1枚のカードを指して、その数字を当てにいくことを言います。
①山札からカードを1枚引きます
最初は親から始めます。山札から引いたカードは相手に見えないように、自分だけ見ます。
②相手のカードの中から、当てるカードを決めます
はじめのうちは、相手のカードはわからないので、好きなカードを狙いましょう。
自分の手札の5枚の数字は分かっていても、流石に推理のしようがないので直感で言ってもいいです。
③アタックします
引いてきたカードを裏にしたまま、当てようと決めたカードの前に置き、推理した数字をはっきり言います。
ここまでを「アタック」といいます。絶対「アタック」しなければなりません。
④アタックされた相手は返事をする
アタックの返事は、数字があっていたら「イエス!」、間違っていたら「ノー!」と言いましょう。
⑤アタックに失敗した場合
「ノー!」と言われたら、親はアタックに使ったカードをオープンして自分の列に並べます。
相手のカードはそのままで、アタックする人を交代します。
アタックに使ったカードをオープンして、基本ルールに従って並べるため、「黒7」のカードが、次にアタックするプレイヤーが推理する際のヒントになります。
⑥アタックに成功の場合
「イエス!」の場合、相手は当てられたカードをオープンします。
当てた人はこの後、AかBの手順を選びます。
A:アタックを続ける
今のカードを使って、続けて相手にアタックできます。
「ノー!」と言われるまで、何回でもアタックすることが可能です。
「ノー!」と言われたら、⑤と同じようにアタックに使ったカードをオープンして自分の列に並べ、アタックするプレイヤーを交代します。
B:ステイする
アタックをやめて、今のカードをふせたまま自分の列に並べ、アタックする人を交代します。
何回かアタックしてからステイすることも可能です。
⑦1ラウンド終了
このように交代でアタックを繰り返し、先に相手のカードをすべてオープンにした方が勝ちになります。
⑧2ラウンドやってゲーム終了
次に、親を交代してもう1ラウンドやり、2ラウンドで1ゲームが終了となります。
ポイントチップを使ったルール
『アルゴ』にはポイントチップが入っており、このチップを使うことでよりゲーム性が出て面白くなります。
チップを使う場合は、最初に「持ち点」を持ってゲームをスタートします。アタックに成功したときや、1ラウンドが終わるごとにチップのやり取りを行い、1ゲーム終了時の得点を競います。
詳しいルールは説明書にも乗っているので、購入したらポイントチップルールでも遊んでみてください。
アルゴのレビュー
今回は、『アルゴ ベーシック』を紹介しました。ゲームのルールは簡単なのにものすごく考えさせられます。
最初は自分の手札の情報からしか推理することができないため、ほぼ勘で数字を言う必要がありますが、お互いのターンが進むにつれてヒントが増えるとだんだん自分と相手の数字が見えてきます。
相手に当てられるんじゃないかっていうハラハラ感がとてもたまりません!
また、自分がアタックして連続で当てられたときの快感はとても気持ちがいいものです。
闇雲に当てていくのではなく、自分が与えたくないと思ったカードを引いた時は引くことも大事だということを忘れてはいけません。あんまり調子にのってアタックし続けて失敗したときに、ものすごく相手にヒントを与えてしまう数字だった場合、そのまま負けてしまうときもあります。
箱に書いてある「頭のよくなるゲーム」というように、気づいたらものすごく集中して頭の中で推理している自分がいました。このゲームを遊び続けていれば私の場合、いい脳トレになりそうでした!笑
子どもから大人まで幅広く遊べるので、友達同士で遊んだり、親子のコミュニケーションとしてもとてもおすすめです。お値段も1500円程度で購入できるのでぜひ買ってみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。