こんにちは。replay gamesのリプ(ReplayGames_rep)です!
今回は「株式会社アークライト」から発売されている、石器時代を生き抜くボードゲーム「パレオ」を紹介したいと思います。
「パレオ」は仲間と共に協力して資材を集め、道具を作ってマンモスを狩猟をし、壁画の完成を目指す協力ゲームです!
このゲームは2021年の「ドイツ年間エキスパートゲーム賞」を受賞していて、石器時代を生き抜く難しさとワクワク感を味わうことができるゲームになっています。
それではさっそくレビューに移りたいと思います!
商品名 | パレオ |
対象年齢 | 10才〜 |
プレイ人数 | 2〜4人 |
プレイ時間 | 1時間程度 |
販売元 | 株式会社アークライト |
作者 | ペーター・ルステマイアー |
アートワーク | フランツ=ゲオルグ・シュテメレ |
国内販売年 | 2020年 |
「パレオ」ってどんなゲーム?
石器時代初頭、まだ狩猟採集社会だった頃、
人類にとって毎日が試練の連続であった。食料を見つけるだけでも一苦労。
世界は危険で満ち溢れていた。
部族の仲間と協力することによって
「パレオ」より
はじめて荒ぶる自然に対抗し、
生き残ることができるのだ。
「パレオ」は石器時代を生き抜く人類となり、木材や石材を集めて道具を作り、狩猟をしつつ壁画の完成を目指すゲームです!
「パレオ」はラウンド制のゲームで、大きく分けて「昼フェイズ」と「夜フェイズ」の2つがあります。
「昼フェイズ」では「基本の山」のカードを使って資材や食料を集めたり、壁画の収集に励みます。
「夜フェイズ」では「人物カード」の人数分の食料を消費し、「モジュールカード」に描かれた試練に挑みます。
こうして昼と夜を繰り返していき、壁画の完成を目指しましょう!
「パレオ」の内容物
・カード:222枚
・資材トークン:40個
・道具タイル:48個
・ダメージトークン:40個
・ドクロトークン:5個
・壁画タイル:5枚
・ゲームボード:3枚
・墓地/作業台:1個
・ダイス:2個
カード
カードにはいくつか種類があるので、それぞれ説明したいと思います。
- 基本の山
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ゲームを行う上でプレイヤーの行動を決定する「基本の山」のカードになります。
このカードに書かれているイラストは裏面で、表面に書かれているイベントのヒントになっています。
例えば「森林」のイラストが描かれたカードでは木材を獲得しやすくなっています。
- 人物/先見/発想
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プレイヤーの助けになる「先見(左上)」「発想(右上)」「人物(下)」のカードです。
「先見」のカードは引くと「基本の山」に加えられて、以降プレイヤーの手助けをしてくれるカードです。
「発想」のカードは石材や木材と引き換えに様々な道具をクラフトできるようになります。
「人物」カードはプレイヤーの一団に加わり、狩猟や採取をしてくれます。
- モジュールの山
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最後に紹介するカードは「モジュールの山」です。
このカードは右上にアルファベットが書いてあり、ゲームの難易度を調節するために使います。
このゲームでは全部で7つの難易度が設定されていて、「A+B」や「C+D」など複数の「モジュールの山」のカードを「基本の山」に混ぜて遊びます。
あまり詳しく書くとネタバレになってしまうので、実際に自分の目で確かめてください!
資材トークン
集めることで道具を作ることができる「木材」や「石材」、夜を越すために必要な「食料」の3種類があります。
道具タイル
資材トークンを消費して作ることができる「道具タイル」です!
道具には持っているだけで効果を発動するものや、消費することで強力な効果を得られるものもあります。
ダメージ/ドクロトークン
人物カードがダメージを受けたことを示す「ダメージトークン」と、人物カードが力尽きた時に獲得する「ドクロトークン」です。
「ドクロトークン」が5つ貯まってしまうとゲームに敗北してしまいます。
壁画タイル
ゲームに勝利するために集めなければならない「壁画タイル」です。
「壁画タイル」は様々な方法で獲得することができるので、5枚集めてゲームの勝利を目指しましょう!
ゲームボード
カードの山札を置いたり壁画タイルを置くのに使うゲームボードです。
墓地/作業台
「道具タイル」や「発想カード」を置く作業台になっています。
ゲームから除外されるカードは右の「墓地」に置いていきます。
「パレオ」のレビュー
今回は「パレオ」をレビューさせていただきました!
石器時代の過酷な環境で生き抜くというゲームで、道具を作って狩猟をしたりと没入感がとても高くて遊びがいがありました!
ゲームは複数の難易度にわかれているのですが、難易度ごとに壁画の集め方も変わり、夜を越すのにも条件が加わったりするので、何度も失敗を繰り返しなが攻略法を探して、少しずつ正解に近づいていく面白さがあります!
このゲームではシナリオ内容を知ってしまうと攻略の道筋が見えてしまうので、どうしても初見と同じように楽しむことが出来ませんが、それでもゲーム自体の難易度や石器時代の理不尽イベントも相まって1回でクリアできることはほぼなく、何度も繰り返し遊びたくなるゲームになっています。
皆さんも友人や家族と共に、この過酷な石器時代を生き抜いてみませんか?
以上お読みいただきありがとうございました。