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【 ボドゲレビュー】『宝石の煌き』後半になるにつれ気持ちよくなる拡大再生産ゲーム

ボードゲームを遊び始めて1年以上が経ちました。ReplayGamesのレイ(@ReplayGames_lay)です。

最初は友だちが持っているボードゲームを遊んでいましたが、1年以上も経つとボードゲームの数もだいぶ増えてきました。

最初の頃は小箱を中心に買っていましたが、最近慣れ始めてプレイ時間が重いやつや箱が大きいやつが増えていきました。

その中でも周りからもオススメされ、自分も遊んでみておすすめしたいボードゲームが『宝石の煌き』です。

遊んでみればハマること間違いなしです。遊んだことない人でも内容物やルールが分かるよう紹介していきたいと思います。

目次

宝石の煌きってどんなボードゲーム?

商品名宝石の煌き
プレイ人数2〜4人
プレイ時間30分
対象年齢10歳以上
ジャンル拡大再生産
ゲームデザインMarc André
販売時期2014年
販売元ホビージャパン

『宝石の煌き』は、ルネッサンス期の豪商になりきり、資産を使って鉱山や運搬手段や職人などのカードを購入して勝利点を目標数まで稼ぐシンプルなボードゲームです。

『宝石の煌き』で特に面白いのは、カードに永久的な割引ボーナスがついており、カードを集めるにつれてコストが難しいカードが購入できるようになります。

この後半になるにつれて成長していく感覚と、「実質タダで買えるじゃん!」っていう気持ちがとても気持ちがいいです。

また最初に想像していた通りに購入できたときの爽快感はたまりません!

宝石の煌きの内容物

宝石の煌き 内容物一覧
  • 宝石トークン 合計40枚
    • エメラルドトークン(緑) 7枚
    • サファイヤトークン(青) 7枚
    • ルビートークン(赤) 7枚
    • ダイヤモンドトークン(白) 7枚
    • オニキストークン(黒) 7枚
    • 黄金(ジョーカー)トークン(黄) 5枚
  • 発展カード 合計90枚
    • レベル1カード 40枚
    • レベル2カード 30枚
    • レベル3カード 20枚
  • 貴族タイル 10枚

『宝石の煌き』の内容物は上記のものになっています。

コンポーネントの詳細や箱の収納について詳しく見ていきましょう。

トークン

トークンは、緑・青・赤・白・黒・黄の6種類あり、それぞれ宝石のイラストが描かれています。

トークンは発展カードを購入する際に使う「お金」として使用します。

その中でも黄色のトークンは特別で、他の色のトークンの代わりに使用することができます。

発展カード

発展カードは、トークンを支払うことで購入することができます。

カードは左下に必要なトークン数、左上に得点、右上にボーナスが書かれています。

発展カードにもレベルが1〜3とあり、レベルの数が増えるたびに購入難易度が上がっていきます。

貴族タイル

貴族タイルは左上に得点、左下に必要なボーナスの数が書かれています。

発展カードと違って左下に書かれている数は発展カードのボーナスの数になります。

書かれている数のボーナスを所持していれば自動的に手に入ることができます。

箱の収納

コンポーネントは箱にそれぞれ入る場所があり、きれいに収納することができます。

箱の大きさの割には意外と中身がすっきりしています。

宝石の煌きの遊び方

『宝石の煌き』はプレイ人数によって準備の仕方が変わります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ゲームの準備

上記の画像が『宝石の煌き』の4人プレイの配置例になります。

STEP
発展カードを並べる

発展カードをレベル別に分けてそれぞれシャッフルし、レベルが低い方が下になるように裏向きにしてレベル別に山札を作ります。

山札を作ったら、各レベルからカードを4枚ずつ表にして横に並べます。

STEP
貴族タイルを並べる

貴族タイルをシャッフルし、プレイヤー数+1枚を発展カードの上に公開していきます。

4人プレイの場合は5枚の貴族タイルを公開します。

残りの貴族タイルは使わないのでゲームから除きます。

STEP
銀行を作る

宝石トークンを色別に6つの山に分け、全員の手の届く場所に置きましょう。

2人ゲームの場合

各色の宝石トークンを3枚ずつ取り除きます。
各4枚ずつ残るようにします。

黄金トークンは変更しません。

3人ゲームの場合

各色の宝石トークンを2枚ずつ取り除きます。
各5枚ずつ残りようにします。

黄金トークンは変更しません。

ゲームのルール

最も若いプレイヤーからゲームを開始します。その後は時計回りに手順を進めます。

プレイヤーは自分の手番に、「宝石トークンを獲得する」か「発展カードを確保する」か「発展カードを購入する」の中から1つを実行します。

宝石トークンを獲得する

宝石トークンを獲得する時に獲得方法が2つあります。

「異なる宝石トークンを3枚得る」or「同じ色の宝石を2枚得る」のどちらかを選びます。

黄金トークンのみ選ぶことはできません。

ただし、「同じ色の宝石を2枚得る」には条件があります。

手番の最初にその色のトークンが4枚以上残っている場合のみにしか得ることができません。

プレイヤーが手番の終了時に持てるトークンは最大10枚までです。(黄金トークンも含みます)。

10枚を超えている場合、10枚になるように余分を戻します。この手番に獲得したトークンを戻しても大丈夫です。

所有しているトークンは、プレイヤー全員に見えるようにしなければなりません。

発展カードを確保する

発展カードを確保するには、テーブル中央の表向きの発展カードを1枚取るか、3つの山札のいずれか1つの一番上のカードを他のプレイヤーに見せずに引きます。

確保したカードは手札に加えます。それを捨てることはできません。

手札に持てるカードは3枚までで、手札を減らす方法はカードを購入のみになっています。

また、発展カードを確保したときのみ、黄金トークンを1枚入手することができます。

黄金トークンが場に残っていない場合、カードは確保できますが、黄金トークンは得られません。

発展カードを購入する

カードを購入するには、プレイヤーはそのカードに示された数のトークンを支払う必要があります。

黄金トークンは任意の色のトークンの代わりにできます。支払ったトークンはテーブル中央に戻します。

購入できる発展カードは、テーブルの中央に表向きになっているカードか、以前の手番に自分が確保したカードのみになります。

購入したカードは、色別に縦にずらして重ねてボーナスと威信ポイントが見えるように手前に置きます。

発展カードを確保したり購入して空いた場所には、ただち同じカードのカードを補充します。

発展カードのボーナス

以前の手番に購入した発展カードのボーナスにより、新たに購入する発展カードのコストを減らすことができます。

各色のボーナス1枚は、その色のトークン1枚と同等です。

プレイヤーが白のボーナス3枚と赤のボーナス3枚持っている場合、上記「白3つ、緑2つ、赤3つ」のカードを購入する時は緑トークンを2枚支払って購入することができます。

発展カードの数が十分ある場合、トークンを支払わずに発展カードを購入することも可能です。

貴族タイルについて

プレイヤーの手番の終了の際、そのプレイヤーは貴族タイルの訪問を受けるかどうかチェックを行います。

貴族タイルに示されている数と種類の同じボーナスを持っているプレイヤーは、その貴族タイルの訪問を受けます。

訪問を拒否することはできません。これはアクションに数えません。

もし複数の貴族の訪問を受けれる状態にある場合、そのプレイヤーは訪問を受ける貴族を一人だけ選びます。

獲得したタイルは自分の前に置きます。

ゲームの終了

いずれかのプレイヤーが15威信ポイントに達したら、そのラウンドを最後まで行い、各プレイヤーが同じ数の手番を実行します。

威信ポイントが最も多いプレイヤーが勝者です。

威信ポイントは発展カードの左上と貴族タイルの左上にかかれている数字になります。

もし同点の場合、購入した発展カードの少ないほうが勝利となります。

宝石の煌きのレビュー

今回は、『宝石の煌き』を紹介しました。

ボードゲーム初心者の私にとっては、なかなか手に取ろうと思わなかったパッケージデザインでしたが

Twitterや様々なサイトで必ずと言っていいほど目にする『宝石の煌き』。

レビューもいいし、SNSでも色んな人に遊ばれているということで購入してみることにしました。

実際に遊んで見れば、こんなにレビューがいいのも沢山の人に遊ばれているのも納得でした。

ゲーム内容としては、トークンを集めて発展カードを購入して得点を集めるというシンプルなもの!

それだけなのに、非常におもしろい!

発展カードが増えるたびにボーナスが増えて、だんだんコストが高いものに手が届くようになっていくのがめちゃくちゃいい。

友達とプレイしたときは、「実質タダやん!」と少ないトークンで発展カードを購入して盛り上がりました。

ボードゲーム初心者の私でも、すぐに遊べて楽しむことができるので初心者が中箱へのレベルアップにオススメだと思いました。

お気に入りのボードゲームになりました。箱のデザインと大きさだけで遊ぶことをしてませんでしたが、もっと早く遊んでおけばよかったと後悔するくらいおもしろいので、遊んだことない人はぜひ、遊んでみてください!!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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