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【ボドゲレビュー】『ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜』偉人を合成しあなただけの偉人を作り出せ!

こんにちは。ReplayGamesのレイ(@Replaygames_lay)です。

今回は、Asb.Studioから販売されています『ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜』をご紹介します。

皆さんは偉人について知っていますか?あまり知らないって人でも名前を聞けば「聞いたことある!」ってなると思います。

このボードゲームは、そんな偉人たちが「右腕・胴体・左腕」に分割されてしまいます。
しかも名前までも3等分にされています。

その分割された偉人たちを組み合わせてオリジナルの偉人を作って戦うゲームになります。
みんな思い思いに組み合わせるので、ヤバそうな名前の偉人たちができあがります。
ルールに則って召喚していきますが、中には強さよりも面白さを求めるものが現れることも!
大爆笑で盛り上がること間違いなし!

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目次

ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜ってどんなボードゲーム?

商品名ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜
プレイ人数2〜6人
プレイ時間15〜30分
対象年齢10歳〜
ジャンルパーティーゲーム
ゲームデザインAzb.Studio
発売時期2018年
販売元Azb.Studio

ソクラテスラ』は、自分が召喚士となり、10年に一度最強の召喚士に与えられる聖杯を求めて戦いに参加しています。

入念に準備して戦いに挑んでいたのに突如聖杯が暴走し、魔法陣がバラバラに。
無理やり召喚したことによりバラバラに偉人のパーツがでてきてしまい、それらを組み合わせて最強の偉人を作り出さなければなりません。

右腕・胴体・左腕とバラバラに召喚されたものを組み合わせてオリジナルな偉人を作り戦っていくカードゲームになります。

ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜の内容物

  • 説明書 1部
  • 魔法陣カード
    • 右腕カード 28枚
    • 胴体カード 28枚
    • 左腕カード 28枚
    • 装備カード 7枚
    • イベントカード 2枚
  • 聖杯カード 7枚

ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜の準備

続いて『ソクラテスラ』の準備を説明します。

①山札と手札の準備

魔法陣カードをよく混ぜ、全て裏向きで重ねて山札にします。

各プレイヤーは、山札から7枚ずつドローし、最初の手札とします。

この時、上記のイベントカードを引いたプレイヤーはもう一度手札をすべて山札に戻し、山札から7枚ドローし直します。

②スタートプレイヤーの決定

公平な方法でスタートプレイヤーを決めます。ゲームはスタートプレイヤーから時計回りに各プレイヤーへターンが移ることで進行します。

みんなが納得する方法でスタートプレイヤーを決めよう!!

③聖杯カードの準備

ターンが一番最後に回ってくるプレイヤーは、聖杯カードを1枚選び場に出します。

その後、回ってくるターンが遅いプレイヤーから順番に聖杯カードを選び、すでに置かれている聖杯カードの上に置きます。これを7枚の聖杯カードがなくなるまで行います。

最も上にある聖杯カードが、偉人同士のバトルの勝敗を決めるルールとなります。
上記の画像の場合、武力の高い偉人が勝利するルールとなります。

ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜のターン進行

スタートプレイヤーからターンをスタートします。各プレイヤーのターンは以下のように進行します。

①ドローフェイズ

ターンプレイヤーは山札からカードを1枚ドローします。

②アクションフェイズ

ターンプレイヤーは以下のアクションから1つを選んで実行できます。
何もせずにアクションフェイズを終えることもできます。

偉人召喚

右腕、胴体、左腕のカードを手札から場に出し、名前を宣言して偉人召喚します。

この時、手札に装備カードがあれば、同時に場に出すことができます。

偉人を召喚したプレイヤーは「キメラティック偉人バトル」の順の手順でバトルを行います。

カード交換

自分の手札のカードを1枚残し、他のカードを捨札にします。

補充フェイズ

手札が7枚未満のすべてのプレイヤーは、手札が7枚になるように山札から魔法陣カードをドローします。

手札が8枚以上のプレイヤーは何も行いません。
補充フェイズ終了後次のプレイヤーにターンが移ります。

キメラティック偉人バトル

アクションフェイズに偉人召喚を行ったプレイヤーは、攻撃するプレイヤーを選びます。
防御側のプレイヤーは以下のように行動します。

偉人を召喚できる場合

防御側のプレイヤーが偉人を召喚できる場合は、必ず偉人を召喚し、「バトルの勝敗」の手順に従いバトルを行います。

偉人を召喚できない場合

攻撃側のプレイヤーの勝利となり、攻撃側のプレイヤーは、防御側のプレイヤーの手札からランダムに1枚カードを奪います。

バトルの勝敗

偉人同士のバトルの勝敗は、聖杯カードに書かれているルールで決まります。
上記の聖杯だと武力が高い偉人が勝利します。

バトル例

「シェイポレッシュ」VS「アレートンダー」でバトルをしたとします。

今回は聖杯のルールは武力が高いほうなので、剣のマークの数字を足します。
上の画像だと武力は18になります。

今回は「シェイポレッシュ」は武力18、「アレートンダー」は武力21なのでアレートンダーの勝利になります。

バトルの勝敗によって以下の処理を行います。

攻撃側が敗北した場合

攻撃側の偉人を捨札にし、防御側の偉人を手札に戻した後、アクションフェイズを終了します。

引き分けの場合

攻撃側と防御側の双方の偉人を捨札とし、アクションフェイズを終了します。

攻撃側が勝利した場合

攻撃側は防御側の偉人の右腕、胴体、左腕の中から1枚を選んで手札に加えます。それ以外のカードは捨札とします。

その後、攻撃側のプレイヤーはまだ攻撃していないプレイヤーを宣言し、同じ偉人で、すべてのプレイヤーに勝利するまでバトルを行います。

全てのプレイヤーに勝利した場合、召喚した偉人は「殿堂入り」の順の手順に従い、「殿堂入り偉人」となります。

ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜の勝利条件

以下の数の「殿堂入り偉人」を最初に召喚したプレイヤーが勝者となります。

2人プレイ時は3体、3〜6人プレイ時は2体となります。

殿堂入り

一度のターンで全てのプレイヤーに勝利した場合、以下の手順で偉人を殿堂入りさせます。

①聖杯カードの獲得

勝利したプレイヤーは場に出ている聖杯カードを手に入れます。

②偉人の殿堂入り

獲得した聖杯カードを裏返しにして、バトルに勝利した偉人に装備し、「殿堂入り偉人」として、自分の近くに並べます。「殿堂入り偉人」は、手札とみなされず、バトルに参加すことはできません。

規定数「殿堂入り偉人」を召喚できたプレイヤーが、ゲームに勝利します。

殿堂入りの処理の終了後、アクションフェイズを終了し、補充フェイズに移ります。

その他のルール

ソクラテスラ』には特殊カードや特殊ルールがあります。

イベントカード

「第三次世界大戦」のカードを引いたプレイヤーは、誰のターンに関わらず、ドローフェイズ・補充フェイズ終了時、イベントカードを引いたことを宣言します。

その後、カードに書かれた手順に従い、偉人を召喚できるプレイヤーは裏向きで場に出し、同時に召喚した偉人でバトルを行います。

バトルの勝敗は聖杯に定めたルールに従い、最も強い偉人が殿堂入りし、他の全ての偉人は捨札となります。引き分けの場合、全ての偉人は捨札となります。

その後、全てのプレイヤーはカードが7枚になるまで、カードをドローしてから、次のフェイズに移ります。イベントカードの効果は同じターンに1度しか発動しません。

神のカード

上記のカードは「神の右腕」「神の胴体」「神の左腕」と書かれています。上記の組み合わせは自由で「神の〇〇」のみで構成された偉人がバトルを行った場合、聖杯のルールに関わらず勝利します。

山札がなくなった場合

山札がなくなり、カードがドローできなくなった場合は、捨札を混ぜ、新しく山札を作ります。

ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜のレビュー

今回は、『ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜』をご紹介しました。

僕たちが遊んだ際は、聖杯のルールに則って偉人を作り上げていたのですが、途中から大喜利勝負のようにふざけた偉人の名前を作る人が出てきて、腹がよじれるほど大爆笑しました。

特に友人が召喚した上記の偉人が出た時は、涙が出るほど笑っちゃいました。召喚する時に名前を言わないと行けないのですが力強く叫んでいたのも相まってやばかった。笑

聖杯のルールに従って強い偉人を作るもよし、ふざけた偉人を作って笑いを取るのもよし。

どんなふうにプレイしても盛り上がること間違いないボードゲームになります。
ぜひ皆さんも『ソクラテスラ〜キメラティック偉人バトル〜』を遊んでみてください。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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