ボードゲームのコンポーネントが大好きなReplayGamesのレイ(@ReplayGames_lay)です。
Twitterを漁っていたらいろんな方が写真を上げていて、気になるものを見つけました。
それが『LINE1 1号線で行こう!』です。
調べてみると、25年前の名作ゲームのリメイクらしいです。
箱をあけ、コンポーネントを見ただけでものすごくワクワクしました。
また、ゲームは線路配置パートとすごろくパートの2つに分かれており、自分で作った線路をすごろくで進んでいきます。
すこしユニークなゲーム性で遊んでみたら非常に楽しく、これはみんなにも遊んでほしいと思い詳しく紹介します。
LINE1 1号線で行こう!ってどんなボードゲーム?
商品名 | LINE1 1号線で行こう! |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 45分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | タイル配置 すごろく |
ゲームデザイン | Stefan Dorra |
販売時期 | 2022年1月28日 |
販売元 | リゴレ |
『LINE1 1号線で行こう!』は、路線電車の会社の社長となり、レンガの街に新しい線路を作っていくゲームです。
配られたカードにかかれている指定された停留所を通りながらゴールの線路を作ります。
線路ができたら、自分が作った線路をすごろく形式で進み最後の駅を目指し、最初にゴールしたプレイヤーが勝利になるゲームになります。
ただし、みんながそれぞれ思い思いに線路を敷いていくため、違う道へ行く線路になったり、遠回りになったりと妨害も受けます。
他のプレイヤーに停留所とゴールがなるべくばれないように線路を配置して、ゴールを目指しましょう。
LINE1 1号線で行こう!の内容物
- ゲームボード 1枚
- スタート駅カード 6枚
- 電車コマ 6個(6色)
- 停留所カード 12枚
- 2−3人用 6枚
- 4−5人用 6枚
- 停留所コマ12個 (J以外のAからMの記号)
- ダイス1個 (クラシックルール)
- ダイス3個 (アニバーサリールール)
- 布袋 1枚
- 線路タイル 126枚
『LINE1 1号線で行こう!』の内容物は上記のものになります。
コンポーネントの詳細を見ていきましょう!
ゲームボード
結構大きいゲームボードになります。もともとは四つ折りで収納されています。
すこし大きいテーブルが必要になります。
スタート駅カード
どの駅からスタートするかを決めるカードになります。
カードには1〜6の数字が描かれています。
電車コマ
木製でできている電車コマになります。電車のイラストが描かれていてめちゃくちゃ可愛くないですか?
これだけでも買う勝ちアリです!笑
停留所カード
停留所カードには2−3人用と4−5人用の2種類があります。
それぞれどの停留所を通ってゴールを目指すかがランダムに書かれており、自分が引いたスタート駅カードの数字でルートが決まります。
停留所コマ
木製でできている停留所コマになります。それぞれアルファベットが書かれており、停留所ができたときに置くコマになります。
ダイス
ダイスは2種類入っています。遊ぶルールで使用するダイスが変わっていきます。
木のダイスがクラシックルール用のダイスになります。
白色の3個のダイスはアニバーサリールールで使用するダイスになります。
布袋
線路タイルをいれる布袋になります。
こういうちゃんとした袋が入ってるのは非常にうれしいポイント!
線路タイル
線路タイルには通常タイルとスタートタイルの2種類あり、その中でも様々な線路タイルがあります。
通常タイル
通常タイルには12種類もあります。緑色のタイルは枚数が少ないため、状況を見極めて使いましょう!
スタートタイル
スタートタイルが2種類しかありません。
タイルの裏側に電車のマークが書かれているのがスタートタイルになります。
LINE1 1号線で行こう!の遊ぶ方
それではゲームの遊び方を見ていきましょう。
ゲームの準備
テーブルの中央に広げます。
カードは他のプレイヤーには見せてはいけません。
停留所カードを配ります。他のプレイヤーには見せてはいけません。
プレイ人数によって配る停留所カードが変わります。
上記の画像の場合、スタート駅カードが5なので、5番の数字の「E、H、K」の停留所を通るルートになります。
スタートタイルは裏面にLINE1のアイコンが描かれています。各自3枚の直線タイルと2枚のカーブタイルを受け取り手札にします。ゲーム中、プレイヤーが持つタイルは常に表向きで並べておきます。
今回使わないスタート線路タイルは、箱に戻します。
通常タイルをすべて布袋に入れます。
ゲームボードの横に、電車コマ6個、停留所コマ12個をまとめておきます。
ダイスはクラシックルール用かアニバーサリールール用の2種類のうち片方を使います。
このブログではクラシックルールを紹介します。
アニバーサリールールが気になる方はぜひ買ってみてください。
一番はじめに手番を行う人を決めます。一番最近に黄色の乗り物に乗った人がスタートプレイヤーとしてゲームを開始します。
そのような人がいない場合は、適当な方法で決めましょう。
ゲームの目的
このゲームは2つのパートに分かれています。
はじめのパートでは線路を引きます。
線路を引き終えたら線路を進むすごろくをします。
すごろくパートで一番はやくゴールしたプレイヤーが勝利となります。
ゲームの遊び方
スタートプレイヤーからゲームを開始します。ゲームは全員、線路パートから始まります。
- 自分の手番ではA.線路タイルを置くかB.線路タイルの交換を合計で2回行います。またはC.パスして手札を引き直すことができます。
- そのあと、再び手札が5枚になるまで袋から線路タイルを引きます。
- 時計回りに次のプレイヤーに手番を交代します。
A.線路タイルを置く
ボード上で線路タイルが置かれていない空いているマスに自分の手札から線路タイルを置くことができます。
線路のルールを守る限り、どこにタイルを置いても構いません。スタート駅から順にタイルをつなげる必要はありません。
線路のルールは以下の通りになります。
- レールがボード外へ向かう線路タイルは置けません。
- レールが建物の中へ向かう線路タイルは置けません。
- 建物の上に線路タイルは置けません。
- タイルを置く際、元にあったレールを途切れさせてはいけません
- タイルを置く際、レールが一部でも途切れてはいけません。
- タイルは好きな向きで使えます。
- 1番手でタイルを2枚置く場合、1枚目と2枚目を離れた位置に置いても構いません。
停留所の配置
建物の隣のマスに初めて線路タイルが置かれた時、そこに停留所を起きます。
停留所を置けるマスは建物のタテかヨコのみになります。
1つの建物に1つの停留所しか置けません。最初以降に線路が置かれても停留所が動くことはありません。
B.線路タイルを交換する
手番プレイヤーは、自分の手札の線路タイルと、すでにボード上に配置されている線路タイルを交換できます。
今あるレールは残したまま、レールが増えるようなタイルにしか交換ができません。
C.パスして手札を引きなおす
手札から好きな枚数の手札を捨てて新たに引き直すことができます。1−5枚の捨てたいタイルを脇に避けて、同じ枚数のタイルを袋から引きます。そのあと、脇によけたタイルを袋に戻します。
自分の手番の最後に手札が5枚になるように補充します。袋から中身を見ずにタイルを引きます。
線路パートの目的
上の画像の場合、5番駅をスタートとゴールとする。
停留所E、H、Kを通るように線路をつなげます。順番は自由です。
これを満たすようにレールをつなぐことが線路パートの目的です。停留所や駅をつなぐ順番は自由になります。
他のプレイヤーの駅と停留所を通っても構いません。電車はバックできないので、前方にしか進めないのでそれをイメージして線路をつなげましょう。
すごろくパート
自分の手番開始時に線路が完成していた場合、「完成した」ことを他の全プレイヤーに伝え、「スタート駅カード」「停留所カード」を見せてください。
そして完成されたルートを指でたどり、完成していることを他のプレイヤーと一緒に確認します。他のプレイヤーがミスを見つけた場合、ミスが修正されるまで、線路パートを続けなければなりません。ミスがなければすごろくパートが開始されます。
スタート駅の好きな方に、線路の色の電車コマを置きます。すごろくパートを開始したプレイヤーは「A.タイルを置くB.タイルを交換するC.パスして手札を引き直す。」はしてはいけません。
クラシックルール
自分の手番が来たらダイスを1回振ります。目に従い電車を勧め、次の人に交代します。
1,2,3,4の目が出た場合、その目の数だけ電車を進めます。1歩で1タイル進みます。
電車は前進しかできません。バックできません。
停留所や駅では必ず止まります。ダイスの目の数が余っていても止まらなければなりません。停留所カードに書いていない停留所だとしても必ず止まります。
自分の駅ではない駅を通ることができます。駅は停留所のある1タイルと考えます。
Hの目が出た場合は次の停留所まで電車をすすめることができます!
ゲームの終了
電車コマがスタート駅を出発し、停留所カードに描かれた停留所を通り、もう片方のスタート駅に着いたらゲーム終了です。
1番最初にゴールしたプレイヤーの勝利となります。
LINE1 1号線で行こう!のレビュー
今回は、『LINE1 1号線で行こう!』を紹介しました。
コンポーネント大好き人間のわたしは、コマやゲームボードを見ただけで大興奮でした。
ゲーム内容はゴールに向けて線路を敷いていくパートとすごろくパートに分けてありますが
線路パートは他のプレイヤーにばれないようにいかに早く繋げるかが勝負の鍵になります。
また、みんなのゴールや通る道を予想しながら邪魔するのが非常に楽しいです。
すこし残念だったのがすごろくパートです。ちょっと運要素が大きかったです。
Hの目が出ると次の停留所までワープできる要素が強すぎます。
ワイワイはできるけどそればかり出るとつまんねーってなったりするかもしれません。
せっかく時間をかけて線路を敷いたのにすごろくがあっさり終わることがあるのが少し残念。
そのへんはアニバーサリールールのほうがちゃんとしているのでクラシックルールよりおすすめです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。