こんにちは。ReplayGamesのレイ(@ReplayGames_lay)です。
今回は、ittenから販売されているファンブリックシリーズの一つ『スティックコレクション』を紹介していきます。
『スティックコレクション』は、自分が持っているスティックと5mm差のスティック見極めて競り落とす競りゲームです。
ただし、自分の持っているスティックと比べるのは遠くにおいてあるスティックで目測で判断しなければなりません。
自分の所持金と周りの状況をみて、競りに参加するかパスするか判断しましょう。
もし競り勝った場合、みんなの視線を浴びながら自分の持っているスティックとの答え合わせのたびに盛り上がること間違いなし。
どんな方でもサクッと遊べて盛り上がることができ非常におすすめなので詳しく見ていきましょう。
ファンブリックシリーズにはいろいろな種類がでています。他のシリーズも面白いのでぜひ見てみてください。
スティックコレクションってどんなボードゲーム?
商品名 | スティックコレクション |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 20分〜 |
対象年齢 | 8歳以上 |
ジャンル | 競りゲーム |
ゲームデザイン | Yoshihisa Itsubaki |
販売時期 | 2021年12月17日 |
販売元 | itten |
『スティックコレクション』は、スティックの長さを見極めて、オークションをおこない競り勝ち落札して集める競りゲームです。
5mm差のスティックを集めるほど得点が高くなっていきます。なので、自分が持っているスティックと場に出ているスティックが5mm差かどうかしっかり見極めなければなりません。
しかし、場に出ているスティックは30cm以上も離れている場所に不安定に立っています。正確な長さがわかるのは自分の手元に来るまでわかりません。
ライバルたちの動きと所持金を気にしながら、その1本にかけるのか、次の1本を待つのか。
自分の感覚と競りの駆け引きが非常に面白いゲームになっています。
スティックコレクションの内容物
『スティックコレクション』には下記のものが入っています。
- ルール説明書 ×1
- スタンド ×1
- 長さが5mm差のスティック9種 ×4(合計36)
- マーカー5色 ×2(合計10)
- 所持金ボード ×3
5mm差の木でできたスティックがいっぱい入っています。割と丈夫にできてる。
割と小さめのスタンドがついており、棒をいれると斜めに立つようにできています。
マーカーも木でできており、厚さがなんと5mmになっています。棒が5mm差か計る時にも便利。
所持金ボードは3つに分かれており、つなげて使用します。
箱に収納するときは、結構パンパンな状態になるけど押し込めば入ります!笑
スティックコレクションの遊び方
『スティックコレクション』を遊ぶための準備から始めましょう。
スティックコレクションの準備
プレイヤーは自分の色を決め、その色のマーカーを2つ受け取ります。
所持金ボードをつながるようにテーブルに置き、「50」のマスに全員のマーカーを1つずつ置きます。
ゲーム開始時、全員の所持金は50です。
もう一つのマーカーは自分の色の目印として手元に置いておきます。
テーブルの中央にスタンドを立てます。(ゲーム中動かしてはいけません。)
内箱を引き出し、すべてのスティックを入れ、切り口があるピンクの面が見えるように外箱に収めます。
箱をよく振って、切り口からスティックを1本だけ無造作に取り出します。これを全員が行い、最初の1本として手に持ちます。
ゲーム中は、プレイヤーが持つスティックはテーブルにつけて立て、片手で支えます。
また中央のスタンドから30cm以上離れなければなりません。
ジャンケンなどで親を決めます。
スティックコレクションの進め方
親は箱を振って、スティックを1本無造作に取り出し、スタンドに立てます。
このスティックを競りで取り合います。
プレイヤーは、自分の持っているスティックの長さと見比べ、手に入れたいか考えましょう。
スティックを近づけたり手をかざしたり、自分自身が近づいてはいけません。
親から見て左隣のプレイヤーから競りをはじめます。
時計回りでせり落ちしたい金額を宣言していきます。これをコールと呼びます。
- コールできる金額は1〜10です。
- すでにコールされている金額以下はコールできません。
- 所持金を超える金額をコールしてはいけません。
- 競りに参加したくないときや、途中で参加をやめるときはパスをします。
親を含めて全員がコールかパスをしていき、コールしたプレイヤーが1人だけになったとき、そのプレイヤーの落札が決まります。
- 落札者が決まるまでは、時計回りを繰り返します。
- 1〜10の範囲でしかコールできないため、10をコールした場合は即座に落札が決まります。
- 全員がパスした場合は、親が無料で落札なります。
落札したスティックは手に加えて並べます。すべてテーブルにつけて、すべてのプレイヤーに見せてなければなりません。
ゲーム中、手の中での並べ替えや比較は自由にできます。
所持金ボードの自分のマーカーを、落札金額分動かします。
所持金ボードには「ラッキースポット」があります。マーカーが青いマスに止まった場合、矢印の示すマスまでマーカーを戻します。
スティックを落札したプレイヤーが次の親となります。
ゲーム終了まで1〜6を繰り返します。
スティックコレクションのゲームの終了
以下のとき、ゲームが終了となります。
- 誰かの持っているスティックが8本になったとき。
- 誰かの所持金が0になったとき
- 誰かが同じ長さのスティックを4本揃えたとき
スティックコレクションの得点計算
自分の持っているスティックと所持金ボードの状況を確認します。
- 持っているスティックの得点
-
自分の持っているスティックのうち、5mm差であるスティックが何本連続しているかを数えます。
連続している本数×10点が得点になります。2本連続なら20点、3本連続なら30点です。
もし、連続している組み合わせが複数ある場合、どちらか一方だけが得点となります。5mm差を計るときは、マーカーが5mm厚になっているので、マーカーを合わせて計測してみてください。
- 所持金ボードの得点
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ゲーム終了時の所持金を確認し、所持金が22より多い場合は、すべて得点が22点となります。
所持金が22以下の場合は、現在持っている所持金の数がそのまま得点になります。
スティックコレクションの勝利条件
持っているスティックの得点と所持金ボードの得点の合計が高いプレイヤーが勝利します。
ただし、同じ長さのスティックを4本揃えたプレイヤーは、得点計算に関わらず勝利となります。
同点の場合、持っているスティックの本数が多いプレイヤー、それも同数の場合は、所持金の多いプレイヤーが勝利します。それも同じ場合は、引き分けになります。
スティックコレクションのレビュー
今回は、ittenから販売されているファンブリックシリーズの『スティックコレクション』を紹介しました。
5mm差のスティックを見極めて落札していくと競りゲームですが、スティックがスタンドに斜めにしか立たないし、30cmも離れているので5mm差を判断するのが非常に難しいです。
そして、落札したあとの結果発表が非常に盛り上がります。5mm差だったときは、「うぉおおお!」と自分も周りも盛り上がり、外した場合でも周りが「おいおい!大丈夫か〜?笑」などと会話が弾みます。
所持金も得点になってくるため、必要ないスティックでもわざと金額を上げて降りたりして妨害もできたりします。
無駄に金額を上げすぎて、自分が必要ないスティックを買うはめにもなったりと相手のスティックの状態も気にしながらやらないといけなかったりで結構考えながら遊べたので楽しかったです。
プレイ時間もちょうどよく5人まで遊べるし、なんと言っても持ち運びがしやすいので、友達と集まったときや飲み会の場でも大活躍できると思います。テーブルさえあれば遊べるので非常におすすめです。
皆さんも是非遊んでみてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ファンブリックシリーズには様々な種類のジャンルが出ています。
こちらの記事でまとめていますので気になる方は読んでみてください。