こんにちは。replay gamesのリプ(ReplayGames_rep)です!
今回は、「オインクゲームズ」から発売されている、芸術家の中に紛れている、なんの絵を描いているのか知らないエセ芸術家を見つけ出すボードゲーム「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」を紹介したいと思います!
みんなで1枚の絵を完成させようとしている「芸術家」の中に1人、楽してお金と名声を得ようとしている「エセ芸術家」が紛れ込んでいます!
「芸術家」は協力して「エセ芸術家」を見つけだしましょう!
それではさっそくレビューに移りたいと思います!
商品名 | エセ芸術家 ニューヨークへ行く |
対象年齢 | 8才〜 |
プレイ人数 | 5〜10人 |
プレイ時間 | 20分程度 |
販売元 | オインクゲームズ |
作者 | 佐々木 隼 |
アートワーク | 佐々木 隼 |
国内販売年 | 2011年 |
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」ってどんなゲーム
金と名声をてっとり早く得るため
詐欺師はニューヨークで芸術家になることにした。
芸術家に一番必要なのは、
芸術じゃなくて話術なのさ
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」より
このゲームは、今から描く絵のお題を知っている「芸術家」と、何の絵を描くかを知らない「エセ芸術家」に分かれてゲームを行います!
「芸術家」は他のプレイヤーに、自分が「芸術家」であることを示しつつ、「エセ芸術家」に今描いている絵のお題がバレないように絵を描きます。
「エセ芸術家」は、「芸術家」に自分が「エセ芸術家」であることをバレないように、絵の雰囲気を頼りに絵を描いていきます。
すべてのプレイヤーが2巡絵を描き終えたら、「エセ芸術家」だと思うプレイヤーを指差しで投票します!
「エセ芸術家」を当てる事ができれば「芸術家」が勝利します!
ですが「エセ芸術家」は、「芸術家」が何の絵を描いていたのかを当てる事ができれば、逆転勝利する事ができるので、最後まで諦めずに挑みましょう!
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」の内容物
出題カード
ホワイトボードマーカー
「出題者」がお題を書き込むのに使います!
書き込んでも消す事ができるので、気にせず書き込みましょう!
カラーペン
キャンバスシート
「芸術家」と「エセ芸術家」が絵を描くのに使います!
キャンバスシートには、絵のタイトルを書き込む欄もあるので、完成した絵は取っておく事ができます!
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」の遊び方
このゲームでは、プレイヤーは3つの役割に分かれて遊んでいきます。
分かれた役割毎に勝利条件も違うので、先に紹介します!
- 出題者
-
・今回のゲームで描く絵のお題を決めるて、各プレイヤーに配ります。
・ゲーム中に絵を描くことはないですが、「エセ芸術家」が勝利すると「出題者」も勝利となります!
「出題者」のプレイヤーは、なるべく「エセ芸術家」のプレイヤーがお題を想像しやすいもの選びましょう!
- 芸術家
-
・お題に関連する絵を「エセ芸術家」にバレないように、一筆書きで描いていきます。
・「エセ芸術家」を見つけ出し、今回のお題が「エセ芸術家」にバレなければ勝利となります!
「芸術家」のプレイヤーは、「エセ芸術家」にお題がバレないよう、絵を描きましょう!
- エセ芸術家
-
・「エセ芸術家」はお題を知ることができないので、「芸術家」の描くえなどを参考にして乗り切りましょう。
・自分が「エセ芸術家」だとバレないか、バレたとしても今回のお題を当てる事ができれば勝利となります!
「エセ芸術家」のプレイヤーは、とにかくヒントが少ないので、話術を駆使して立ち回りましょう!
準備
ジャンケン等の適当な方法で「出題者」を決めます。
「出題者」は他プレイヤーの人数分出題カードを用意して、そのうち1枚にバツ印を書き込みます。
残りの出題カードに、「出題者」が決めたコトバを書き込み、そのコトバのジャンルを発表します!
ジャンルは「動物」や「乗り物」「食べ物」などです!
この時、出題カードに書き込むコトバは全て同じにしましょう!
出題カードにお題を書き込んだら、シャッフルして芸術家に配ります。
この時に、バツ印の書かれた出題カードを引いたプレイヤーが「エセ芸術家」になります!
ゲームの流れ
芸術家たちはそれぞれ、カラーペンを受け取ります。
手番は「出題者」は誰から絵を描くかを選び、そのプレイヤーから時計回りに進んでいきます。
自分の手番がきたプレイヤーは、全員で1つの絵を描くイメージで一筆ずつ絵を描いていきます!
すべてのプレイヤーが2回絵を描いたら、「エセ芸術家」を指摘するフェイズに移ります。
各プレイヤーは、「出題者」の掛け声とともに「エセ芸術家」だと思うプレイヤーを指差しします。
指差しするタイミングがあまりに遅いプレイヤーがいた場合、そのプレイヤーの投票は無効になります。
指差しの後に「エセ芸術」のプレイヤーは正直に名乗り出ます。
この時、プレイヤーに「エセ芸術家」である事がバレてしまったプレイヤーは、今回の絵のお題がなんだったかを推測して答えます。
ゲームの勝敗は以下のように決まります!
- 「エセ芸術家」を見破れなかった場合
-
「エセ芸術家」を見破る事ができなかった場合は、「エセ芸術家」と「出題者」の勝利となります。
- 「エセ芸術家」を見破り、お題を当てられなかった場合
-
「エセ芸術家」を見破る事ができ、「エセ芸術家」がお題を当てる事ができなかった場合は、「芸術家」の勝利となります。
- 「エセ芸術家」を見破ったが、お題を当てられた場合
-
「エセ芸術家」を見破る事ができたが、「エセ芸術家」にお題を当てられた場合は、「エセ芸術家」と「出題者」の勝利となります。
「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」のレビュー
今回は「エセ芸術家 ニューヨークへ行く」をレビューさせていただきました!
お題を知らない「エセ芸術家」を見破る「芸術家」と、その「芸術家」の描こうとしている絵を推理して当てる「エセ芸術家」、その攻防を見守る「出題者」と、役割毎に違った三者三様の楽しみ方があり、何度も繰り返し遊んでみたくなるゲームでした!
お題をバレないように描いたり、知ったかぶりをしながら1枚の絵を完成させていくので、絵心がなかったり、個性的な絵尾を描きすぎて「芸術家」なのに疑われたりと、一緒に遊ぶプレイヤーの感性に触れる事ができるので、遊んでいても発見があって面白いです。
「芸術家」と「エセ芸術家」に分かれて遊んでいくので、少人数では遊べないですが、最大で10人まで遊ぶ事ができ、みんなでワイワイと盛り上がれるので、大人数で遊べるパーティゲームが欲しい人にはうってつけです!
是非とも1度、遊んでみてください!
以上、お読みいただきありがとうございました!