こんにちは。replay gamesのリプ(/ReplayGames_rep)です!
今回は、「HOBBY BASE イエローサブマリン」から発売されている、少しずつ迫ってくるキョンシーの追跡を振り切り、お墓に眠る財宝を集めていくゲーム「キョンシー」を紹介したいと思います。
このゲームは、キョンシー役とトレジャーハンター役に分かれて、お墓の財宝を集める遊ぶ財宝探検冒険ゲームです!
キョンシーはトレジャーハンターを捕まえ、トレジャーハンターはお墓に眠る財宝を集めるのが目的ですが、ゲーム盤を挟んで遊ぶ為、キョンシー側はお墓のどこにトレジャーハンターが居るのかわからなくなっているので、キョンシーは少ない情報で相手の場所を推理しなければなりません!
立体的なゲーム盤も相まって、ドキドキワクワクできるようなゲームになっています。
それでは早速レビューに移りたいと思います!
商品名 | キョンシー |
対象年齢 | 8才〜 |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 20分程度 |
販売元 | HOBBY BASE イエローサブマリン |
作者 | マルセル=アンドレ・カサソラ・メルクル |
アートワーク | ヴィンセント・デュトレ |
国内販売年 | 2016年 |
「キョンシー」ってどんなゲーム?
「キョンシー」は1人がキョンシー役、その他のプレイヤーがトレジャーハンターになります。
トレジャーハンターは、キョンシーのお墓から指定された5種類の異なるお宝を集めることができればトレジャーハンター側の勝利、キョンシーはトレジャーハンターを捕まえると仮面を受け取ることができるので、トレジャーハンターの数に応じた数の仮面を集めることができればキョンシーの勝ちとなります!
「キョンシー」の内容物
・マグネットボード
・マグネットキョンシー 2つ(大1つ、小1つ)
・マグネットトレジャーハンター 4つ(各色1つずつ)
・お面のライフトークン 12枚(各色3枚ずつ)
・カバーボード 2枚
・トレジャーハンターダイス 5個
・キョンシーダイス 1個
・ミッションカード 23枚 (灰、ピンク、オレンジ各5枚。緑、黄各4枚)
ライフトークン
キョンシーコマ
トレジャーハンターコマ
ダイス
キョンシーコマとトレジャーハンターコマは磁石でできていて、近づくとくっつくようになっています!
マグネットボード
ミッションカード
ミッションカードには財宝の絵が描いてあり、マグネットボードに描かれている財宝と同じ色、同じ物を集めていきましょう!
「キョンシー」の遊び方
準備
マグネットボートを箱本体の真ん中に差し込んで立てます.
キョンシー役をするプレイヤーを決めて、ボードを挟んでキョンシー側とトレジャーハンター側に分かれて座ります。
キョンシー役のプレイヤーは、ゲーム中トレジャーハンター側のボードを見てはいけません!
キョンシー側の箱に仮面の書かれているカバーぼどをはめ込み、トレジャーハンター側の箱には墓の入り口が描かれているカバーボードをはめ込みます。
トレジャーハンターのプレイヤーは好きな色を1つ選んで、そのライフトークンを3つ受け取ります。
ライフトークンと同じ色のトレジャーハンターコマを受け取り、マグネットボードの下の棺の隣にある墓の入り口に置きます。
キョンシーのプレイヤーはキョンシーコマをマグネットボードの下にある棺のスペースに置き、裏側のトレジャーハンター側のボードに白いキョンシーコマに置いてくっつけます。
ミッションカードを色ごとに分けてシャッフルし、トレジャーハンターは各色のミッションカードの上から1枚ずつカードをとり、他のプレイヤーにミッションカードを見られないように自分だけ確認しよう!
キョンシーはキョンシーダイスを受け取り、トレジャーハンターはトレジャーハンターダイスを5個受け取ります。
これでゲームの準備は完了です!
ゲームの流れ
このゲームは3〜5人で遊ぶ場合と2人で遊ぶ場合で遊び方が変わってくるので分けて説明していきます!
ゲームはキョンシーの左隣のプレイヤーから始まり、トレジャーハンターが行動し終えた後にキョンシーの手番に移ります。
3〜5人用
前の手番にキョンシーの目が出ているトレジャーハンターダイスがあるなら、手番の開始時にリセットできます。
リセットした場合、キョンシーが割り込んで手番を行います!(キョンシーの追加手番で説明します)
ダイスをリセットした後はダイスを5個振ることができます。
手番のトレジャーハンターは、キョンシーので目が出ていないトレジャーハンターダイスを全て振ります。
トレジャーハンターダイスので目が気に入らない場合は何度でもダイスを振り直すことができますが、キョンシーの目が出てしまったダイスは振り直すことができません!
もしすべてのダイスがキョンシーの目になってしまった場合、そのトレジャーハンターの手番は飛ばされて次のプレイヤーの手番へと移ります。
トレジャーハンターダイスので目から1つ(1.2.3.4.矢印)を選び、キョンシーに宣言します。
トレジャーハンターは以下のルールに従って、宣言した数を移動することができます!
・上下左右にのみ移動することができます。右右上みたいに途中で向きを変えることもでき、同じ場所を繰り返して動くこともできます!
・お墓の壁面とキョンシー は障害物なので、飛び越えることはできません。
・入り口スペースとキョンシーの棺のマスには入ることができません!
・数字を選択した際に、他のトレジャーハンターのコマがいるマスを通る場合は、飛び越えることができますが、飛び越える際は1マス分の移動として数えます。1つのマスに居れるコマのかずは1つまでです。
・矢印を選択した場合は上下左右の1つを選び、壁やキョンシー、他のトレジャーハンターコマにぶつかる1つ前のマスまで移動できます。
・で目の数だけ必ず移動をしなければならないので、移動ができない場合は他の目を選択するかトレジャーハンターダイスを振りなおします。
自分のトレジャーハンターコマが、自分のミッションカードと同じ絵柄のマスに止まった場合、そのミッションカードを表にしてすべてのプレイヤーに見えるように置きます。
すべてのミッションカードを表にしたプレイヤーが現れた場合は、そのプレイヤーの勝利となります。
ミッションカードを表にすると居場所がキョンシーにバレてしまうので、財宝を受け取らずミッションカードを表にしないこともできます!
上の画像では、黄色のトレジャーハンターがオレンジのひょうたんのマスに止まれたので、対応するミッションカードをめくります。
トレジャーハンターの手番が終われば、次はキョンシーの番です!
キョンシーのプレイヤーはキョンシーダイスを振り、出た目とトレジャーハンターダイスのキョンシーの目の数を足した数動くことができます!
キョンシーは上下左右の方向に移動ができますが、お墓の壁面と入り口スペース、棺のマスには移動することができません。
キョンシーコマがトレジャーハンターコマと同じマスに入った場合、そこで手番は終了となり、つかまってしまったトレジャーハンターはキョンシーの棺のマスに連れて行かれて、ライフトークンをキョンシーに渡さないといけません!
もし渡したライフトークンが最後の1つだった場合は、そのトレジャーハンターは敗北となり、脱落となってしまいます。
トレジャーハンターがダイスのリセットをした場合、リセットしたダイスの数だけキョンシーを動かすことができます!
キョンシーを動かした後は、リセットをかけたプレイヤーの手番に戻ります。
ゲームの終了
以下の条件を満たしたプレイヤーが現れた場合、そのプレイヤーの勝利となり、ゲームは終了します。
・トレジャーハンターの誰かが、すべてのミッションカードを表にする。
・キョンシーがプレイヤー人数に応じた数のライフトークンを獲得する。
トレジャーハンター 2人 | 4個 |
トレジャーハンター 3人 | 6個 |
トレジャーハンター 4人 | 7個 |
2人用ルール
2人で遊ぶ場合は、基本ルールは3〜5人用のルールと同じですが、1部変更点があります!
トレジャーハンターのプレイヤーは2色のライフトークンとトレジャーハンターコマを受け取ります。
ミッションカードは各色2枚ずつの合計10枚受け取ります。
トレジャーハンターは常に同じ色の順番で手番を行い、2色のトレジャーハンターが移動を終えた後にキョンシーの手番に移ります!
トレジャーハンターは10枚すべてのミッションカードを表にできれば勝利になります。
キョンシーはライフトークンを3つ獲得することができれば勝利になります。
2人プレイヤーで遊ぶ場合、トレジャーハンター役をするプレイヤーはズルをしないようにルールをしっかり守りましょう!
「キョンシー」のレビュー
今回は、「キョンシー」をレビューさせていただきました!
財宝の眠るお墓に、ジワジワと忍び寄ってくるキョンシー、立体的なゲーム盤も相まってとてもワクワクするようなゲームでした!
キョンシーで遊ぶ場合は、トレジャーハンターの居場所を推理するのは大変ですが、トレジャーハンターを少しずつ追い詰めて捕まえることができた時は達成感があり、トレジャーハンターで遊ぶ時は、キョンシーを巻くためにわざと近くに留まったり、時には他のトレジャーハンターと協力したりと、非常に緊張感があり、両方とも違った楽しさがあるため、1つのゲームで2度美味しいボードゲーム でした!
ルールも簡単で小さい子でも簡単に遊べるため、是非1度遊んでみてください!
以上、お読みいただきありがとうございました!