最近新居に引っ越して、やっと生活が落ち着いてきたReplayGamesのレイ(@Replaygames_lay)です。
そんな新居に友達を招いて色々ボードゲームを遊んだ中に、評判が良かったものがあります。
見た目も可愛くて、パズル要素が非常に面白い『キャリコ』です。
ボードゲームをあまりしたことがない友達でも一緒になって楽しく遊ぶことができるほどの難易度なので
すぐに色んな人と遊ぶことができると思います。
それでは詳しく紹介していきます。
キャリコってどんなボードゲーム?
商品名 | キャリコ |
プレイ人数 | 1〜4人 |
プレイ時間 | 30〜45分 |
対象年齢 | 10歳以上 |
ジャンル | 対戦パズルゲーム |
ゲームデザイン | ケビン・ラス |
販売時期 | 2021年10月 |
販売元 | アークライト |
『キャリコ』は、様々な色や模様を揃えたクッションを作り、猫を集める対戦パズルゲームです。
猫を集めるためには、猫が好む色や模様の組み合わせを作ることで招き寄せることができます。
また、クッションを豪華にするボタンをつけたり、目標タイルに沿ったクッションを作ることで得点を獲得することができます。
クッションが完成したときに、猫やボタンをたくさん集めて得点が一番高いプレイヤーが勝利となるゲームです。
ゲームが終了したときの見た目も非常にかわいく、一人プレイから遊ぶことができます。
さらには、やりこみ要素として実績表や、シナリオモードといったものまであります。
また、説明書の最後のページには登場した猫たちの紹介も載っています。
猫好きの人にはたまらない作品となっていること間違いなしです!
キャリコの内容物
『キャリコ』には下記の内容物が入っています。
非常に多いため、個別に見ていきましょう!
クッションボード
クッションボードが4枚入っています。
次に紹介するパッチワークがハマるように2段構造になっています。
また、クッションボードはそれぞれ周りの模様や色も違います。
パッチワーク
カラーが6色で、模様も6パターンあり、それがそれぞれ3セット入っています。
合計で108枚になります。
目標タイル
それぞれ目標が6種類あり、4プレイヤーの色に分かれています。
パターンタイル
模様が6種類モノクロで描かれています。
猫が好む模様を示すタイルになります。
ネコ得点タイル
両面仕様になっており、それぞれネコのイラストと名前、得点や好みの配置が描かれています。
また、下のくぼみにはパターンタイルがハマるようになっています。
ネコトークン
10種類のネコトークンがあります。すべて合わせると80個もあります。
布袋
キャリコに使用されている模様が描かれた布袋になっています。
作りもしっかりしており、パッチワークを入れてゲームで使用することができますし、
片付ける際も布袋に入れて収納できるので非常にいいです。
得点記録メモ帳
キャリコの得点計算がしやすいメモ帳がついています。
これって私だけですかね?こういう使ったら戻らない系ってもったいなくて使えないんですよね・・・
ボタン
6色のボタントークンがあります。それぞれ8個ずつになります。
虹色のボタントークンも4個あります。
ボタン得点タイル
ボタン得点タイルになります。早見表のようなもので、この色ならこのボタンで3点になりますってわかりやすいようになっています。
キルト名人勲章
ゲームに勝利した際に与えられる勲章です。
勝った人はこれを受け取り、写真を撮ってSNSなんかにあげちゃおう!笑
キャリコの遊び方
それでは『キャリコ』の遊び方を紹介していきます。
手番中に行う動作も簡単で、ルール自体は難しくありません。
今回は、ルール説明がわかりやすいように初心者用セットアップを紹介します。
ゲームの準備
ネコ得点タイルの「ミリー」「チビ」「ココナッツ」を探し出し、それらに対応するネコトークンとともにテーブルの中央に配置します。それ以外のトークンは使用しないので箱にしまっておきましょう。
ネコ得点タイルの下側には、六角形のタイルがはまる形状になっています。
そこにパターンタイルを6枚ランダムにはめていきます。
パッチワークをすべてテーブルの上に伏せてシャッフルして、いくつもの山を作る。
または、布袋にすべてのパッチワークを入れてテーブルの中央におきます。
布袋を使うことをおすすめします。
ボタン得点タイルをテーブルの中央付近に配置し、その脇にボタンを種類ごとにまとめておきます。
クッションボードを1枚ずつ配ります。
各クッションボードには、それぞれ3箇所にネコのアイコンが記されています。
各プレイヤーは、受け取ったボードのネコの色を確認し、裏面がその色と同じ色の目標タイルを6枚ずつ受け取ります。
各プレイヤーは下記の写真通りに、目標タイルを配置します。残ったタイルは使用しないので直しておきましょう。
各プレイヤーは、布袋からパッチワークを2枚引いて受け取ります。これが初期の手札になります。
他のプレイヤーには見せないようにしましょう。
布袋からパッチワークを3枚引き、それをテーブルの中央に公開します。
こうして公開されたパッチワークを市場と呼びます。
これで初心者用のゲームの準備が終わりました。
もっとも最近、ネコを撫でたプレイヤーが最初の手番になります。
遊び方の概要
ゲームを開始したら、まず最初の手番プレイヤーが手番を実行します。
その後各プレイヤーは時計回りで手番を1回ずつ実行していきます。
各プレイヤーのクッションの空きマスがすべてパッチワークで埋め尽くされるまで続けます。
各プレイヤーが22回手番を実行するとゲームは終了します。
ゲームが終了したら、自分のクッションの状態により、目標タイル、ネコトークン、ボタンそれぞれの得点を獲得します。
獲得した得点の合計が最も高いプレイヤーがゲームの勝者になります。
手番
手番を迎えたプレイヤーは、次の手順を行います。必ずステップの順番通りに実行しましょう
手札のパッチワーク2枚のうち1枚を選び、それを自分のクッションの空いているマスに自由に置きます。
それから、クッションの状態を確認して、条件を満たしていればネコトークンやボタンを獲得することができます。
市場にある3枚のパッチワークの中から1枚を選んで受け取ります。その後、布袋から1枚引いて市場に補充します。
目標タイル
目標タイルは、プレイヤーがゲーム終了までに目指すべき目標が示されています。
この目標タイルの周囲6マスに条件にあったパッチワークをおいているかで得点が変わります。
上記の画像の「AAAーBBB」の場合、同じ色が3枚を2種類or同じ模様が3枚を2種類を周囲の6マスに埋めることができた場合、水色の得点を獲得することができます。
もし両方の条件を満たすことができた場合は黄色の得点を獲得することができます。
もし満たせなかった場合は、得点を獲得することができません。
ネコ得点タイル
あなたが作っているクッションの状態によって、ネコを引き寄せることがあります。
どのネコにも好きなパターンが2種類存在しています。下記の写真のモノクロの模様がそうです。
ネコの絵柄の真ん中に「3+」と描かれていますが、この好きなパターンの絵柄のどちらかが3つ隣接していると引き寄せる事ができます。
左上の水色の数字が引き寄せた場合、獲得できる得点になります。
ボタン得点タイル
クッション上に配置されているパッチワークの色により、ボタンを獲得し、縫い付けることができます。
ボタンを獲得するためには「同じ色のパッチワークが3枚以上つながったひとかたまり」を作ることができれば、その色と同じボタンを獲得できます。
獲得したボタンは、そのひとかたまりのどれかのマスの上に配置します。
ボタン1つに対して、3点獲得することができます。
また、もともとのクッションボードの周りの色も数えることができます。
もし6色のボタンを獲得することができた場合、虹色のボタンを獲得することができます。この虹色のボタンは好きなところに配置できます。このボタンも他のボタン同様3点になります。
得点計算
すべてのプレイヤーのクッションボードがパッチワークで埋まればゲーム終了です。
各プレイヤーは、目標タイル、ネコトークン、ボタントークンの得点を数えます。
合計が一番多いプレイヤーが勝者となります。
得点が同点だった場合、ネコトークンが多く配置しているプレイターが勝者となります。
それも同数のプレイヤーがいる場合、ボタンの数が多く配置しているプレイヤーの勝利です。
それでも同じ場合は、そのプレイヤーで勝利を分かち合いましょう!
キャリコのレビュー
今回は、『キャリコ』の紹介をしました。
パッケージのネコが気持ちよさそうなイラストに惹かれて購入しましたが、ゲーム内容も非常に面白いです。
パズルゲームのようになっていながら、自分たちが与えられた目標をランダムな条件でクリアしていくかが非常に楽しいです。
また、自分のクッション上にネコやボタンが集まっていくと、ボードの上が華やかになり非常に可愛いゲームになっています。
猫好きにはたまらない作品ではないかと思います。
少し残念な点は、トークンが多すぎるため準備をするのが大変なところです。
個人的に収納ケースを購入して、それぞれきれいに分けていればすぐにゲームを開始することができると思います。
猫の種類が多いため種類分けは必須かなっといったところです。
ぜひ、みなさんも手にとって遊んでみてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました。