こんにちは。replay gamesのリプ(ReplayGames_rep)です1
今回は、「株式会社アークライト」から発売されている、ダンジョンの最果てを目指し、モンスターを倒しつつ財宝を持ち帰るボードゲーム「モンスターメーカー」を紹介したいと思います。
このゲームは元々、1988年に「翔企画」から発売されていたカードゲーム「モンスターメーカー」を現代風にリメイクしたものになります!
ルールなども一部変更されていてプレイ時間は短くなっていますが、オリジナルの魅力をそのままに楽しむ事ができるゲームになっているようです!
それではさっそくレビューにうつりたいと思います!
商品名 | モンスターメーカー |
対象年齢 | 8才〜 |
プレイ人数 | 2〜6人 |
プレイ時間 | 30分程度 |
販売元 | 株式会社アークライト |
作者 | 鈴木 銀一郎 |
アートワーク | 九月姫 |
国内販売年 | 2018年 |
「モンスターメーカー」ってどんなゲーム
キミは「モンスターメーカー」と呼ばれる、
「モンスターメーカー」より
モンスター召喚の技術を身に付けた冒険者だ。
神々が作った、魔法の力あふれるウルフレンド大陸を旅している。
キミの今回の冒険の目的は、「夢幻迷宮の秘宝」である。
キミは頼れる仲間を引き連れ、迷宮の入り口に立った。
噂では、他にも何人かの「モンスターメーカー」がこの迷宮に挑んでいるという。
「夢幻迷宮の秘宝」を手に入れるとともに、
誰が大陸最強の「モンスターメーカー」であるかを天下に知らしめるのも、
悪い話ではない・・・。
「モンスターメーカー」では、「迷宮カード」を使う事で迷宮を進む事ができるので、迷宮を進んで「宝物カード」を集めて迷宮から帰還することを目指すゲームです!
迷宮では他の「モンスターメーカー」の召喚したモンスターが行手を阻むので、手札の「キャラクターカード」を使ってモンスターを倒そないと迷宮を進む事ができなくなってしまいます!
プレイヤーの誰かが迷宮を帰還してしまうと、ゲームは終わりに向かってしまうので、他のプレイヤーの迷宮にモンスターを召喚して邪魔をしつつ、誰よりも先に迷宮を踏破しましょう!
「モンスターメーカー」の内容物
冒険カード
「キャラクターカード」
戦士に魔法使いに聖職者に盗人と、個性豊かなキャラクターがいます!
左上の数字がそのキャラクターの強さになり、聖職者や盗人などは持っていると困ったときにあなたの冒険を助けてくれる事がります!
「モンスターカード」
あなたの冒険を邪魔してくるモンスターです!
カードにか書かれている数字が強さになっていて、この世界ではスライムの強さはミノタウロスと変わらないぐらいの立ち位置です。
「迷宮カード」
書かれている数字の数だけ迷宮を進む事ができます!
「迷宮カード」には、数字の書かれたカードだけではなく、宝物を獲得できる「宝の小部屋」と「モンスターカード」との戦闘を回避する事ができる「回り道」というカードがあります!
宝物カード
宝物には冒険を助けてくれるものから、運が悪いと得点がマイナスになってしまうものまで様々です!
往路/復路タイル
帰還ボーナスタイル
6面体ダイス
往路と復路のタイルは裏表になっていて、状況に合わせて裏返しましょう!
ゲーム進行カード
途中でルールが分からなくなっても、いつでも確認する事ができます!
「ダンジョンメーカー」の遊び方
準備
「冒険カード」をよく混ぜて、各プレイヤーに5枚ずつ配ります!
残りのカードは1つにまとめて山札とします。
もしもこの時、手札に「トラップカード」がある時は、他のプレイヤーに見せた後に「トラップカード」の枚数山札からカードを引き直して、「トラップカード」は山札に加えて混ぜなおします。
「宝物カード」も裏向きのままよく混ぜて、同様に山札を作ります!
「往路/復路タイル」も各プレイヤーに配り、往路の面にして置きます。
ダイスを振り、最も大きな目を出したプレイヤーがスタートプレイヤーとなります!
これでゲームの準備は完了です!
ゲームの流れ
このゲームではプレイヤーは自分の手番で、大きく分けて4つの行動のうちどれかをとる事ができます!
そのどれかの行動を行い、「手札の調整」を行った後に次のプレイヤーの手番に移ります!
手札の「迷宮カード」を出す事で、迷宮を進めます!
すでに「迷宮カード」を出している時は、先に出した「迷宮カード」の上に、数字が見えるように重ねて置きましょう!
もしも自分の迷宮に「モンスターカード」が置かれている時は、モンスターを倒すまで「迷宮カード」を出せません!
自分の出した「迷宮カード」の合計値が100を超えたなら、ダンジョンの宝物庫にたどり着いたことになります。
他のプレイヤーに宝物庫にたどり着いたことを宣言し、「宝物カード」の山札の上から1枚引きましょう!
手に入れた「宝物カード」にオープンと書かれていた場合は、そのカードを表にして全員が見えるようにしましょう。
「宝物カード」を受け取ったなら、自分の「往路/復路カード」の復路の面を上にしてダンジョンから脱出を目指します!
自分以外のプレイヤーを1人選び、そのプレイヤーの迷宮の上に手札の「モンスターカード」を1枚配置する事ができます!
「迷宮カード」が1枚も配置されていないプレイヤーには、「モンスターカード」を配置することはできません!
「モンスターカード」が配置されているプレイヤーは「A.迷宮の移動」を行う事ができなくなります。
また、すでに「モンスターカード」が配置されているプレイヤーの迷宮には、「モンスターカード」を配置する事はできません。
自分の迷宮に「モンスターカード」が配置されている場合、自分の手札の「キャラクターカード」を好きな枚数出して、モンスターと戦闘を行う事ができます!
戦闘ではまず「キャラクターカード」の戦闘値を決定します!
上の画像の場合、ヴィシュナスは3つダイスをふった合計にプラス4した数字が戦闘値となるので合計で14となります!
もし戦闘値が足りず負けてしまう時は、「キャラクターカード」のみ捨て札置き場に置かれ、「モンスターカード」は残ります。
今度は先ほどとは違い、最初からヴィシュナスとジョアンを出していた場合です!
この場合は全部で5つダイスを振って出た目にプラス6するので、戦闘値は26となってモンスターを倒すことに成功します!
モンスターを倒すことに成功したら、「キャラクターカード」と「モンスターカード」の両方を捨て札置き場に置きます。
手札を任意の枚数選択して、捨てる事ができます!
もちろん1枚も選択せずに行動を終える事ができますが、その場合は実質「パス」ということになります!
A〜Dのいずれかの行動を行ったら、手札の調整を行って自分の手番を終わります!
「手札の調整」では自分の持っている手札の合計が5枚になるように「冒険カード」の山札から1度にまとめて引きます!
もし「冒険カード」の山札のカードがなくなってしまったら、捨て札の「冒険カード」を集めて混ぜて、新たな山札を作りましょう!
「往路/復路タイル」が「復路」の状態で、「往路」で進んだ「迷宮カード」の合計値以上の距離を移動する事ができれば、無事に帰還したということになります。
ですので最初の「往路」ではなるべく100に近い数字を進むことで、「復路」でもあまり距離をロスすることなく帰還する事ができます!
1番最初にダンジョンから帰還したプレイヤーは「帰還ボーナスタイル」を受け取る事ができます。
誰か1人のプレイヤーが帰還に成功したら、以降のプレイヤーは「手札の調整」を行わずにゲームを続けていきます。
ここからは手札が増えることもないので、残った自分の手札で迷宮からの帰還を目指します!
全員が迷宮から帰還するか、手札がなくなったならゲームは終了して、得点計算に移ります。
得点計算は、持ち帰る事ができた「宝物カード」の得点と「帰還ボーナス」、「距離ペナルティ」を合計した数字です。
宝物カード
「宝物カード」は、カードに書かれている数字をそのまま得点とします。
もしカードに「xD×y」と書かれている場合は「x D」の回数ダイスを降って、その目の合計「×y」の数字が得点になります!
上の画像の「禁忌の書」を持ち帰った場合、ダイスを2つ振って出た目の合計×40マイナス100なので、出した目によっては得点を大量に獲得することもできます!
帰還ボーナス
「帰還ボーナス」は迷宮から最初に帰還して「帰還ボーナスタイル」を受け取ったプレイヤーのみ、タイルに書かれいる数字分の得点を獲得できます!
距離ペナルティ
「往路」と「復路」で進んだ距離に差がある場合、ペナルティを受けてしまいます!
・「往路」より「復路」が多かった場合
「多い分の距離×2」点がペナルティとして引かれます。
・「往路」より「復路」が少なかった場合
「少ない分の距離×10」点がペナルティとして引かれます。
宝物庫にたどり着けなかった場合の得点
ゲームが終了した時点で宝物庫にたどり着けていないプレイヤーの得点は、「宝物カード」の得点にかかわらず0点になってしまうので、必ず宝物庫まではたどり着くようにしましょう!
以上の方法で得点を計算していき、最も得点の高かったプレイヤーがゲームに勝利して、大陸最強の「モンスターメーカー」の称号を獲得できます!
「ダンジョンメーカー」のレビュー
今回は、「ダンジョンメーカー」をレビューさせていただきました!
迷宮に挑んで、モンスターと戦いつつ、宝物を手に入れて持ち帰る!と言った小さい頃からよく遊んだRPGを彷彿とさせて、遊んでいてとても懐かしくて楽しかったです!
「モンスターカード」や「キャラクターカード」のデザインも相まって、より「モンスターメーカー」の世界観に入り込んで遊ぶ事ができました。
ただ「モンスターメーカー」では「モンスターカード」を配置して相手の進路を妨害する事ができ、モンスターを倒すのにも手番を使ってしまうので、説明書にも書かれている選択ルールの「モンスターカード」を多く倒したプレイヤーに得点を出すという報酬ルールを追加したほうが、「モンスターカード」をただ配置する事ができなくなってくるので、より戦略性がまして面白いなと思いました!
選択ルールには他にも、5〜6人で遊ぶ場合「迷宮カード」がギリギリになってゲーム時間が長引く事があるので、宝物庫までの距離をプレイ人数によって減らす「多人数ルール」などもあるので、1度普通にプレイしてみて2回目からは、自分たちにあったプレイができる点もオススメしたいポイントです!
昔出ていたゲームのリメイクと言えど、運と戦略のバランスもちょうどよくサクッと遊べるため、大人や子供と一緒に遊んでもしっかり盛り上がれるゲームだと思いますので、是非1度遊んでみてください!
以上、お読みいただきありがとうございました!