こんにちは。replay gamesのリプ(ReplayGames_rep)です!
今回は、「株式会社アークライト」から発売されている、互いの持つ奥義を見極めて、相手に連撃を叩き込むカンフーゲーム「タイガー&ドラゴン」を紹介したいと思います!
このゲームは、明治時代の初めに現在の石川県の能登町が発祥とされる「ごいた」を現代風にアレンジした作品となっていて、手牌も数字牌と2種類の奥義牌しかないため、とても手軽に心理戦を楽しむ事ができます!
また「タイガー&ドラゴン」は「株式会社アークライト」と「オインクゲームズ」の合作となっていて、ゲームデザインはアークライト、グラフィックはオインクゲームズと言う夢のようなコラボ作品となっていて、発売された直後即売り切れとなった話題のゲームでもあります。
それではさっそくレビューに移りたいと思います!
商品名 | タイガー&ドラゴン |
対象年齢 | 8才〜 |
プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 20分程度 |
販売元 | 株式会社アークライト |
作者 | 橋本 淳志 |
アートワーク | 佐々木 隼 小松崎 里恵 |
国内販売年 | 2021年 |
「タイガー&ドラゴン」ってどんなゲーム
「タイガー&ドラゴン」はプレイヤーがそれぞれカンフーの使い手となり、攻撃を繰り出していきます!
攻撃を繰り出すには相手の出した手牌の数字と同じ数字を出して攻撃を受け止める必要があり、うまく攻撃を防ぐ事ができないと連続で攻撃を当てられてしまいます!
そうして攻防を繰り返していき、先に全ての手牌を出し切ったプレイヤーは、最後に繰り出した技に対応した勝利ポイントを受け取る事ができます!
受け取れる勝利ポイントは戦った戦場ごとに違うので、最後の一撃をどの技で決めるのかを視野に入れつつ、素早く勝利ポイントを集めましょう!
「タイガー&ドラゴン」の内容物
・タイドラ牌 38枚
・個人ボード 5枚
・戦場カード 10枚
・得点チップ 50枚
・スタPマーカー 1枚
タイドラ牌
触り心地は麻雀牌に近い感じがします!
タイドラ牌は、牌に書かれている数字の数ごとにあるので数字が小さいと個数が少なくなっていきいます。
得点チップ
個人ボードの下の方にある得点チップを入れる穴になっています!
個人ボード
「攻め」になったプレイヤーは個人ボードに上のだんに、それ以外の「受け」になったプレイヤー下の段に置きます!
スタPマーカー
このマーカーを受け取ったプレイヤーからゲームはスタートしていきます!
戦場カード
戦場カードは全部で10枚あり、全て得点チップを得る条件が違うので、戦場カードをよくみて技を繰り出していきましょう!
「タイガー&ドラゴン」の遊び方
準備
各プレイヤーは個人ボードを1枚受け取り、自分の前に置きます。
その後戦場カードの中から1枚をランダムに選び、表向きで全員が見える位置において置きます。
ゲームを初めて遊ぶ時は、「道場の戦い」を選ぶのをオススメします!
他の戦場カードは使わないので、箱にしまって置きましょう!
得点チップを全員が届く位置に置いて置きます。
各プレイヤーは、ゲームを遊ぶ人数に応じた数の手配を裏向きのまま受け取ります!
受け取る枚数は以下のとおりです!
プレイ人数 | 5人 | 4人 | 3人 | 2人 |
受け取る数 | 7枚 | 9枚 | 11枚 | 13枚 |
受け取った手牌は自分だけが確認できるように立てて置き、余った牌は裏向きのまま置いて置きましょう!
適当な方法でスタートプレイヤーを決めて、スタートプレイヤーはスタPマーカーを受け取ります。
スタPマーカーを受け取ったプレイヤーは、余った牌の中から1枚を自分の手配に加えます!
これでゲームの準備は完了です!
ゲームの流れ
このゲームは各プレイヤー「攻め」と「受け」に分かれて行われていきます!
最初に「スタPマーカー」を受け取ったプレイヤーが「攻め」となり、以降は時計回りに進んでいきます。
牌を出す時は自分の個人ボードの数字が小さい方から大きい方へと、置いていきます。
「攻め」のプレイヤーは手牌の中から好きな牌を1つ選んで、表向きで自分の個人ボードの攻め列に攻め牌として置きます。
「スタPマーカー」を受け取ったプレイヤーが最初に置く場所は、個人ボードのスタPマーカーの場所です!
攻め牌が出されたら、その左隣のプレイヤーは自分の手配に攻め牌と同じ数字があるかを確認します。
同じ数字の牌を持っているなら、その牌を自分の受け列に受け牌として置くことができます!
相手の攻め牌を受けることを「受け」と呼びます。
もしも相手の攻撃を受けられない場合は「パス」を宣言して、そのプレイヤーの左隣のプレイヤーが「受け」か「パス」かを宣言していきます!
攻撃を受ける事ができたプレイヤーがいた場合は、そのプレイヤーが「攻め」になります。
奥義牌
タイドラ牌の中には、数字の書かれていない「奥義牌」が存在します。
奥義牌は攻撃で使用すると弱くなってしまいますが、受けで使うと無類の強さを発揮します!
・タイガー奥義
タイガーの奥義牌は全ての偶数牌を受ける事ができますが、逆に全ての偶数牌に受けられてしまいます。
・ドラゴン奥義
ドラゴンの奥義牌は全ての奇数牌を受ける事ができますが、逆に全ての奇数牌に受けられてしまいます。
自分の攻め牌を他のプレイヤー全員がパスを宣言した場合、1周ボーナスを受け取る事ができます!
1周ボーナスを受け取ったプレイヤーは、自分の手牌から1枚を裏側の状態で受け列におけます!
1周ボーナスはゲームをあがったプレイヤーが、ゲーム終了時に1周ボーナス1つにつき1点の得点チップを獲得できるので、積極的に狙っていきましょう!
1周ボーナスを受け取ったプレイヤーは、そのまま「攻め」を行っていきます!
ゲーム中に、手牌が最後の1つになったプレイヤーは「リーチ」を宣言します!
その後誰かの手牌が0枚になったら、そのプレイヤーの「上がり」となり、即座にゲームは終了します!
上がったプレイヤーは、戦場カードの上がり牌に対応した枚数の得点チップを受け取り、自分の個人ボードの穴にはめていきます。
この時に1周ボーナスもあれば、その分の得点チップも受け取って置きましょう!
得点チップの計算が終わったら牌を混ぜて、スタPマーカーを持っているプレイヤーは左隣のプレイヤーに渡してゲームを続けていきます。
こうしてゲームを続けて、先に得点チップを10枚以上集める事ができたプレイヤーの勝利です!
「タイガー&ドラゴン」のレビュー
今回は「タイガー&ドラゴン」をレビューさせていただきました!
牌の数字の数は決められているので、ただ闇雲に牌を出すだけでは勝つのが難しく、時にはあえてパスをして残りの数字の数を調整したり、奥義牌を温存して他のプレイヤーを牽制したりと、戦い方はワンパターンではないので、駆け引きと度胸が大事になってきます!
戦場ごとや戦う人数ごとに戦略も大きく変わっていくので「1000回遊べる」牌ゲームの名は流石だなと思いました!
「アークライト」×「オインク」の豪華なコラボ作品となっている本作ですが、現在「タイガー&ドラゴン」は品薄でどこもプレミアム価格になってしまっているので、再販を待ちましょう!!
以上、お読みいただきありがとうございました!